日本では昔から、ツボ押しという健康法が実践されてきました。例えばいわゆる健康サンダルには、たくさんの突起があります。これは突起が足裏のツボを刺激することによって健康効果が得られるためです。

ツボは全身に分布しており、それぞれ効果が異なります。例えば手の甲には、肩こりに効くツボがいくつも存在しています。また首の後ろには、風邪の症状や頭痛などに効果のあるツボがあります。

これと同様に、ツボの中には痔に効果のあるものがあります。そのためつらい痔の症状は、ツボ押しによって軽減することができます。

では痔に効くツボとは、身体のどこなのでしょうか? また効果的なツボの刺激方法はどのようなものなのでしょうか?

そこでここでは、痔に効くツボの場所と効果的なツボの刺激方法について解説していきます。

ツボ押しで痔を改善できるのか?

ツボ押しはもともと、中国の医学によって生まれた健康法です。正式にいうと、ツボは経穴(けいけつ)といいます。

中国の医学や漢方医学などでは、体内で起こっている異常が体の表面の特定の部分(経穴)に現れるといわれています。そのためツボを刺激すると、対応している体の組織が影響を受けてさまざまな効果が得られるとされています。

このとき現代の日本では、西洋医学が医療の基本となっています。そのため中には、東洋医学をうさんくさいと感じる人がいます。

たしかにツボの健康効果は、科学的な根拠に基づく証明がなされていません。ただツボを刺激することによる体への効果とツボの場所は、2000年以上前から伝えられています。つまりツボ押しには、長い歴史があるということです。

またさまざまな研究によって、ツボには多くの神経が集まっていることがわかっています。このことからツボ治療は、世界保健機関(WHO)が一定の効果を認めている健康法となっています。

ツボ押しはなぜ効くのか

中国の医学や漢方医学などでは、「気」という概念があります。

気とはエネルギーのようなものを指し、体中を巡っているとされています。そしてツボは、このような気の出入り口です。そのためツボを刺激すると、気の流れが良くなってさまざまな症状が改善するといわれています。

東洋医学における気という概念は、西洋医学を基本とした医療が行われている現在では理解しづらいものです。ただ前述のように、ツボには多くの神経が集まっていることがわかっています。

神経は体の離れたところまでつながっています。例えば足先の神経は、体の中を通って脳につながっています。そのためツボを刺激すると、神経を伝ってツボから離れたところの組織が影響を受けるのです。

特にツボへの刺激は、自律神経の働きを整える作用が強いといわれています。自律神経とは人間が意識しなくても働いている神経系のことです。

例えば心臓の拍動や体温調節、飲食物の消化吸収などは、わたしたちが意識しなくても勝手に行われています。これは自律神経が心臓や血管、胃腸などを制御しているためです。

このことから「体内で自分の意識とは無関係に行われている活動」には、自律神経の働きが大きく関わっていることがわかります。

そのためツボへの刺激によって自律神経の働きが良くなると、対応している組織の働きが正常化したり血行が良くなったりしやすくなります。このようなことからツボを刺激するとさまざまな健康効果を得られるのです。

幼児にツボ刺激を行っても大丈夫なのか?

多くの病気は、薬を使うことによって症状を緩和したり治りやすくなったりします。例外なく痔も、薬を使うことで治りが早くなります。

ただ薬には、病気を治す効果(主作用)だけではなく意図しない効果(副作用)もあります。

そして副作用の中には、体に害を生じる物が多いです。そのため痔を発症しているのが幼児である場合、親はなるべく薬を使用せずに痔を治したいと思うことでしょう。

このときツボ治療は、薬を使わずに病気へアプローチできる手段の一つです。そのため中には、幼い子供にツボ刺激を実践したいと思う親がいるでしょう。

では幼児にツボ押しをしても問題ないのでしょうか?

結論からいうと、ツボ治療は幼い子供にも行うことができます。そのため子供の痔を治すために薬を使いたくない場合は、ツボを刺激することによって症状を改善することができます。

ただ幼児の体は、大人に比べて繊細で弱いです。そのためツボを強く刺激しすぎると、強い痛みが起こることがあります。強い痛みが起こるほど押すと体にいい効果があるどころか、かえって悪い効果が現れやすくなります。

また幼児が「ツボ刺激=痛い」と覚えると、ツボを刺激することが困難になります。そうすると子供がツボ押しを嫌ってしまい、ツボ刺激によって痔を改善することが難しくなります。このことから幼児のツボを刺激する際には、痛みが起こらないように注意する必要があります。

さらに基本的に幼児は、黙って座っていることができません。そのため大人のように静かにじっくりとツボを刺激することは不可能です。

寝ているときであれば落ち着いてツボ刺激を行えますが、当然起こしてしまうリスクを伴います。そのため幼児のツボを刺激する際には、遊び感覚で行うことをおすすめします。

具体的にいうと、くすぐったり抱き合ったりなどのスキンシップの際に、ツボ周辺をさすったり揉んだりトントン押したりして手早く刺激するようにします。そうすることでツボ刺激がコミュニケーションの一つとなり、ツボ刺激に嫌なイメージを抱きにくくなります。

痔に効くツボとツボの位置

ツボは全身に数多く存在しています。具体的な数をいうと、WHOが認めているものだけでも360穴以上です。そのため痔に効果のあるツボも一つではなく、いくつか存在しています。

このとき痔の原因は、一つではありません。痔は便秘や下痢、血行不良、ストレスなどのさまざまな原因によって起こります。

そのため自身の痔に効くツボも、痔の原因によって異なります。したがってツボ刺激で痔を改善したいのであれば、自分の症状や原因などに適したツボを知ることが大切です。

痔に効く2大ツボ

痔に効くツボは数多くありますが、その中でも有名なのが百会(ひゃくえ)長強(ちょうきょう)です。この2つのツボは、痔に効くツボとしてさまざまな情報媒体で紹介されています。

またこれら2つのツボは、自分で刺激することができる位置に存在しています。そのため痔をツボ刺激で改善したいのであれば、まずこの2つのツボを覚え、定期的に刺激することをおすすめします。

・百会(ひゃくえ)

百会は頭のてっぺんにあるツボです。左右の耳の延長線と鼻の延長線が交わるところに存在しています。注意深く触ると、へこんだり柔らかくなったりしています。

百会は体内を巡るエネルギーのすべてが交わる部分といわれています。そのため百会を刺激すると、さまざまな効果が得られます。例えば痔以外にも、目の疲れや頭痛、不眠などを改善するといわれています。

百会を刺激する際は、両手の中指を重ねてゆっくり押します。このときの強さは、「痛いけど気持ちいい」くらいの力にすることが大切です。

・長強(ちょうきょう)

長強はおしりにあるツボで、痔に対して即効性のあるツボだといわれています。おしりの割れ目を触っていくと、少し突き出した骨(尾骨)を触ることができます。この部分と肛門の間に長強があります。

長強は肛門周辺の血行を改善して、痔を治りやすくする効果があるとされています。特に痔の初期症状を緩和する効果が高いため、「痔かな?」と思ったら長強を刺激してみましょう。

また長強は便秘や下痢などにも効果があるといわれています。これらはどちらも、痔の大きな原因の一つです。そのため長強は数あるツボの中でも、特に痔を改善する効果が高いといえます。

痔の症状を和らげるツボ

基本的にわたしたちが病気をつらいと感じるのは、症状があるためです。

例えば痔を生じていても痛みなどの症状がなければ、ほとんどの人が痔に気付きません。また気付いたとしても症状がなければ、放っておく人が多いでしょう。このようなことから痔を治したいと思っているということは、痔につらい症状を伴っているということが推察されます。

このような中、会陽(えよう/かいよう)孔最(こうさい)は、痔の症状がつらいときに特に効果を発揮するツボです。そのため痔による痛みや出血などが強いときは、これらを刺激してみるようにしましょう。そうすることで痔の症状が軽くなることが期待できます。

・会陽(えよう・かいよう)

会陽は尾骨から指一本分離れた部分に、左右に一つずつあります。長強のすぐそばにあるため、会陽と長強を一緒に刺激することが推奨されます。

会陽を押す際は、まず中指で尾骨を挟むように会陽に指を当てます。その後、外側に力を入れて両方の会陽を同時に刺激します。

・孔最(こうさい)

孔最は咳に効くツボとして有名です。また肛門周辺の血行を改善して、痔を良くする効果があるともいわれています。特に孔最は痔の症状が激しいときに効果を発揮するツボです。そのため痛みや出血などが激しいときは、孔最を押してみましょう。

また産後の痔はうっ血が原因であることから、孔最は産後の痔に効果が高いとされています。したがって孔最は産後の痔にもおすすめなツボです。

孔最は肘から腕を3分割したラインの、肘側の部分にあります。

また少し親指側に存在しています。孔最を刺激する際は、この辺りを押してへこみを探して見るようにしましょう。

排便異常を改善するツボ

前述のように便秘や下痢などは、痔の最大の原因となります。そのためこれらが原因で痔を発症している人は、便秘や下痢などを改善しなければ痔が良くなりません。

また一時的に痔が良くなったとしても、便秘・下痢があれば痔が再発します。したがって痔を改善するためには、これらの排便異常を解消することが大切です。

天枢(てんすう)大腸兪(だいちょうゆ)は、このような排便異常に効くツボです。そのため便秘や下痢などによって痔を発症している人は、これらのツボを積極的に押すことをおすすめします。

・天枢(てんすう)

天枢は腸の状態を整える効果の高いツボとして有名です。そのため天枢を刺激すると、便秘や下痢などが改善されやすくなります。特に慢性的な便秘や下痢などに効果を発揮します。

天枢はへそから指3本分横に1つずつあります。そのため天枢を刺激する際は、両方同時に刺激するようにしましょう。

ただ妊婦はおなかのなかに赤ちゃんがいます。そのため妊娠中には、腹部のツボである天枢を刺激しないことが大切です。

・大腸兪(だいちょうゆ)

大腸兪は便秘や下痢などの排便異常を改善するとともに、下半身の血行改善にも効果があるといわれています。

このとき運動不足だったり体が冷えていたりすると、下半身の血行が悪くなりやすいです。そのためこのような人が便秘・下痢によって痔を発症しているのであれば、大腸兪を刺激することをおすすめします。

大腸兪は背中と腰の間に存在しています。背骨を上から下に触っていくと、骨盤とぶつかります。この部分の左右が大腸兪です。

大腸兪は体の後ろ側にあるため、指で押そうとすると力が入らないことがあります。うまく力が入れられない場合は、中指を曲げて第二関節をツボに押し込むようにするとツボを刺激しやすくなります。

下半身の冷えを改善するツボ

わたしたちの体が冷えると、体内の熱を逃さないために体表の血管が収縮します。そうすることによって血液を流れにくくし、血液のもつ熱が体の外に逃げないようにします。

ただ体の一部の血行が悪くなると、周辺組織の血行がかなり悪くなります。そのため下半身が冷えると、肛門周辺の血行が悪くなって痔を発症しやすくなります。

下半身の冷えは、運動不足や薄着、過剰な空調管理などによって起こります。そのためこのような生活環境にある人は、下半身の冷えを改善することが大切です。

下半身の冷えは、大腸兪や承山(しょうざん)などを刺激することによって解消されやすくなります。そのため下半身の冷えによって痔を発症しているのであれば、これらのツボを押してみましょう。

承山はむくみの改善に効果の高いツボといわれています。これは承山が下半身の血行を改善するためです。

むくみは下半身に血液が溜まりすぎることによって起こります。そのため承山を刺激して下半身の血行が良くなると、むくみが解消されます。そして下半身の血行が改善されると、その分だけ痔も良くなりやすくなります。

承山は膝の裏とくるぶしの中間に位置しています。自分で押す場合は、膝を立てて親指で押すと楽にツボを刺激できます。

イライラすることが多いタイプにおすすめのツボ

イライラしがちな人は、その分だけストレスが溜まっています。ただストレスは痔の原因になります。そのためイライラしやすい人が痔になっている場合、ストレスをうまく解消することが大切です。

またイライラすると、自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れるとその分だけ、血行不良や排便異常が起こりやすくなります。したがって痔を改善するためには、イライラしないことが大切です。

肝兪(かんゆ)は肛門周辺のうっ血を取るだけではなく、イライラを鎮める効果もあります。そのためイライラしやすいタイプの人が痔を生じている場合は、肝兪を刺激してみることをおすすめします。

肝兪は背骨の両脇にあります。肩甲骨の下から指2本分くらい下あたりの高さを探すと、へこみを見つけることができます。

肝兪は自分では押しづらい場所に位置しています。そのため肝兪を刺激したいのであれば、家族などに協力してもらうのが一番です。また雑貨店などで背中を押すことができるツボ押しグッズなども販売されています。そのため肝兪を自分で押す際には、このような道具を利用するといいでしょう。

痔に似た症状を緩和するツボ

痔を生じると、肛門あたりに痛みが起こります。そのため痔を発症すると、痛くて座りにくくなります。

このとき痔以外にも座るのがつらくなる疾患があります。坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)です。

下半身には坐骨神経という神経が通っています。この神経は腰を通って下半身に伸びています。そのため何らかの原因によって腰部分の坐骨神経が圧迫されると、下半身に痛みやしびれなどが起こります。

坐骨神経痛では痔のような痛みが起こることがあります。そのため坐骨神経痛は、痔と勘違いされることの多い疾患です。ただ坐骨神経痛は痔ではないため、痔に効くツボを押しても改善しないことがあります。

そのため痔のような痛みがあるものの、痔に効くツボを押したり痔対策をしたりしても改善しないようであれば、僕参(ぼくしん)を刺激してみましょう。僕参は坐骨神経痛を改善するツボです。そのため僕参を刺激することで、坐骨神経痛が改善されやすくなります。

僕参は外側のくるぶしの斜め下に位置しています。僕参は両足に存在しているので、坐骨神経痛が疑われる場合は両方刺激するようにしましょう。

ツボを効果的に刺激する方法

前述のようにツボは、神経が集まっている部分です。そのためツボに物理的な刺激を与えると、さまざまな効果を得ることができます。

例えばツボを指で押すツボ押しは、もっとも一般的に行われているツボの刺激方法です。また鍼灸院で行われているように、ツボは針で刺したりお灸を据えたりして刺激することもできます。

ただどのような場合でも、コツを踏まえて行うことでより効果を実感しやすくなります。そのため痔をツボ刺激で改善したいのであれば、効果的なツボの刺激方法を習得することが大切です。

指で押す

指圧はもっともオーソドックスなツボの刺激方法です。特別な道具を必要とすることもないため、誰でも簡単に行えるというメリットがあります。

ツボを指で押す場合は、指を重ねてじっくりと押すことが大切です。具体的にいうと、数秒かけて指先に徐々に力を込めていき、同じくらいの時間をかけて力を抜いていきます。力の強さは波をイメージするように強弱をつけます。

このとき同じ場所を何度も刺激したり強く刺激しすぎたりすると、ツボ周辺の組織が傷つきやすくなります。そのためツボの刺激は「痛いけど気持ちいい」という程度の強さで行うことが大切です。また一度に行うツボ押しは数回程度にとどめ、毎日継続して行うようにしましょう。

またツボを押すときには、ゆっくりと息を吐くようにすると効果的です。そうすることで筋肉の緊張が解けてツボへの刺激が神経に伝わりやすくなります。

指に力が入りにくい部分を指圧する場合は、にぎりこぶしを作って関節でツボを押してみましょう。そうすることでツボを押しやすくなります。

針でつつく

鍼(はり)はツボに針を刺す治療法です。針を刺すことによってツボを効果的に刺激することができるため、鍼は効果の高いツボ治療方法だとされています。

ただ鍼治療では、皮膚の下の組織に当たるまで針を刺します。そのため鍼は素人が行える方法ではありません。実際に鍼を商業的に行うためには、国家資格を取得する必要があります。したがって素人が皮膚に針を指してツボを刺激しようとするのは危険です。

しかしながら素人が針でツボを刺激できないわけではありません。針でツボをつつくだけで、ツボには刺激が加わります。その結果、ツボ刺激によるさまざまな効果を得ることができます。そのためツボを針で刺激したい場合は、皮膚に刺さらない程度の力でツボをつつくようにしましょう。

また針のような皮膚に刺さりやすいものではなくても、ボールペンやシャープペンシルなどの先端が尖っているものであればツボを刺激することができます。これらを利用すると、出先などでも簡単にツボ刺激が行なえるようになります。

お灸を使う

お灸(きゅう)も鍼と並んで効果の高いツボ治療といわれています。お灸とは、よもぎの産毛(もぐさ)をツボの上で燃焼させる健康法です。ツボを局所的に温めることによって、神経を刺激してツボ刺激による効果を得ます。

従来のお灸では皮膚が直接熱せられるため、軽度のやけどを生じました。ただ現在では、やけどを生じないタイプの灸製品が販売されています。このような灸製品を使うと、素人でも簡単に灸でツボ刺激が実践できます。

また灸製品にはさまざまなタイプがあり、それぞれ温熱効果などが異なります。

例えば初心者であれば、あまり熱くならないお灸を選ぶことが推奨されます。また火を使わない灸もあるため、煙やニオイなどが気になる場合はこれを選ぶといいでしょう。

またお灸によるツボ刺激は、熱いほど効果が高いというわけではありません。皮膚の厚さや体調などによって熱さの感じ方が変わります。そのためお灸でツボを刺激したいのであれば、心地良く感じる温度の灸製品を選ぶことが大切です。

その上で熱いと感じたら、日を改めたりお灸の位置をずらしたりしましょう。また足裏などの皮膚が厚い部分には、温度の高いお灸を使うことができるので覚えておきましょう。

ツボを温める

前述のようにツボは、灸などで温めることによって刺激することができます。ただ背中のツボに自分で灸を据えることはできません。そのため背中などのツボを温熱で刺激するためには、灸以外の手段を選択する必要があります。

例えばツボをピンポイントで温めたい場合は、ドライヤーの温熱を当ててみましょう。

またツボの部分に使い捨てカイロを当てると、ツボ周辺を温めることができます。このような方法を利用すると、仕事や家事などの最中にもツボ刺激を行えるため便利です。

簡単に済ませたい場合

どのような病気であっても、治るまでには時間がかかります。そのため病気を治すために薬を飲んだり手術をしたりしても、健康な状態になるまでには一定の期間を必要とします。

これと同様に痔も、対策を行ったからといってすぐに治るわけではありません。特に痔は、悪い生活の積み重ねによって起こる病気です。そのため痔が治るまでには、ある程度時間がかかります。

したがって痔に効くツボを押しても、痔が1日で治ることはありません。ツボ刺激で痔を改善したいのであれば、毎日刺激を行うことが大切です。

このとき、針や灸などによるツボ刺激を毎日実践することは簡単ではありません。一生懸命やろうとするほど、途中で断念してしまいやすくなります。そのため忙しかったりツボ刺激を面倒くさく感じたりする場合は、毎日続けやすい方法でツボ刺激を行うことが大切です。

例えば足裏や耳、手などには、全身のさまざまな部分に効果のあるツボが密集しています。そのため足裏や耳などを揉んでマッサージすると、さまざまなツボをいっぺんに刺激しやすくなります。

このとき痔を改善するために足つぼを刺激する場合は、かかとを揉むようにしましょう。かかとには下半身の症状を改善するツボが集中しています。そのためかかとを揉むと、下半身の病気である痔が改善されやすくなります。

また毎日ツボ刺激を行うことが困難であるならば、ピップエレキバンなどの磁石をツボに貼るという手もあります。

磁石には血液の流れを改善する効果があるとされています。またツボにピップエレキバンを貼ると、物理的な刺激を継続して与えることができます。そのためピップエレキバンを使うと、ツボ刺激を簡単に継続できるようになります。

まとめ

痔の症状は、ツボを刺激することによって軽減しやすくなります。ただ痔に効くツボは、痔の症状や原因などによってそれぞれ異なります。そのためツボ刺激で痔を改善したいのであれば、自分に適した痔のツボを知ることが大切です。

しかしながら痔は、悪い生活習慣の積み重ねによって起こる病気です。そのため適切なツボを刺激したとしても、すぐに痔が治るわけではありません。したがって痔を治すためには、ツボ刺激を毎日続ける必要があります。

このときツボを刺激する方法は指圧だけではありません。針や灸、カイロなどを使用することもできます。またツボが集中している場所を揉んだり磁石の粒を貼ったりすることによってツボを刺激することもできます。

そのためツボ刺激で痔を治したいのであれば、自分が毎日できるツボの刺激方法を習得しましょう。そうすることで痔が改善しやすくなり、痔のつらい症状から開放されやすくなります。


痔であると、トイレの中を血まみれにするだけでなく、座ったときに異常な痛みが起こる人も多いです。トイレのとき、その痛みから私もトイレに行くのが毎日怖いときがありました。

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痔の悩みは周りに相談しにくいです。だからこそ、医薬品を活用して本気で症状を治し、元気な日常生活を取り戻そうとする人は多いです。

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