市販薬を使って痔を治療すると、痔のつらい症状を我慢することなく早く治すことができます。

痔の市販薬はさまざまなメーカーから販売されています。その中でもボラギノールは、もっとも有名な痔の薬です。そのため痔を発症した人の多くが、ボラギノールを購入しています。

ただ多くの女性にとって痔は、恥ずかしい病気です。そしてボラギノールは痔の薬として認知度の高い商品であり、パッケージの特徴もよく知られています。そのため痔の症状で悩んでいる女性の多くが、恥ずかしさによってボラギノールを買えずにいます。

このような中、メンソレータムブランドから販売されている「リシーナ」は、女性でも買いやすい痔の市販薬です。

リシーナのパッケージはカラフルで女性が手に取りやすいデザインになっています。

またメンソレータムはリップクリームをはじめ、さまざまな女性向け商品を展開しているブランドです。そのため恥ずかしくて痔の薬を買えない女性でも、「メンソレータムブランドであれば買いやすい」という人は多いです。

ただ女性が手に取りやすいデザインであっても、痔に効果がなければ意味がありません。

また一般的に、女性向けのメンソレータムは日焼け止めやリップクリームなどの美容ケア商品が多いです。そのためリシーナの購入で悩んでいる人の中には、「本当に痔に効くのかどうか」が気になっている人がいることでしょう。

では、リシーナは痔に効果のある薬なのでしょうか? またリシーナを購入したり使用したりする際には、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

そこで、ここではリシーナが使える痔について解説し、リシーナの痔への効果と選び方について解説していきます。

リシーナがもつ3つの効果

多くの場合痔には、痛みやかゆみなどの不快な症状を伴います。

ただ中には、痛みや出血などの症状が起こらないタイプの痔もあります。しかしながら、症状が起こらなければ病気を自覚することはありません。このことから「痔の薬を使おう」と考えている人のほとんどは、痔の症状に悩んでいるはずです。

このような中リシーナには、痔に効く成分が多数含まれています。そしてこれらの成分によるリシーナの効果は、大きく分けて3つになります。

痛み・かゆみを鎮める効果

さまざまな痔の症状の中で、もっともつらいと感じやすいのは痛みです。痔は肛門の病気です。そのため痛みを伴う痔を発症していると、座ることがかなりつらくなります。

また痛みが激しくなってくると、歩くことが困難になったり寝込んで動けなくなったりします。そのため痛みを伴う痔を発症しているのであれば、薬を使用して痛みを緩和する必要があります。

リシーナにはアミノ安息香酸エチルリドカインという2種類の痛み止め成分が含まれています。

これらのうちリドカインは局所麻酔の成分であるため、痛みを緩和する効果が高いです。そのためリシーナを使用すると、つらい痔の痛みが軽減しやすくなります。

炎症を抑える効果

痛みが起こっているということは、患部に炎症が起こっているということを意味します。炎症は本来体に有益な働きをする反応です。

ただ炎症が強すぎると、痛みが激しくなったり組織が壊れたりしやすくなります。そのため痔を治すためには、薬によって炎症を抑えることが大切です。

リシーナにはヒドロコルチゾンというステロイド成分が配合されています。

ステロイドは炎症を抑える効果の強い薬剤です。そのためリシーナは、ステロイドを含まない痔の薬に比べて痛みなどの症状を抑える効果が高いです。

また他にも、酸化亜鉛やメントールなどの消炎成分も含まれています。そのため痔にリシーナを使用すると、効果的に患部の炎症を抑えることができるようになります。

痔を改善する効果

リシーナには傷を治しやすくするアラントインという成分が含まれています。

そのためリシーナを使うと、痔によって生じた傷を効果的に治すことができます。

また痔によって生じた傷口に細菌が感染すると、痔の治りが遅くなったり痔が悪化したりしやすくなります。そのため痔を治すためには、患部を清潔に保つ必要があります。

リシーナには細菌を殺すイソプロピルメチルフェノールという成分が含まれています。そのためリシーナには、傷を治しやすくするだけではなく傷口の細菌感染も防ぐ働きがあります。

さらにリシーナには、血行を促進する作用のあるトコフェロール(ビタミンE)も含まれています。血行不良は痔の大きな原因の1つです。このことからリシーナには、痔を根本から治す効果があることがわかります。

リシーナのメリットとは?

前述したようにリシーナは、女性向けのパッケージデザインになっています。そのため「リシーナは女性用の商品であり、男性は使えない」と思われることがあります。

ただ実際には、リシーナは男女関係なく使用できる薬です。そのため男性であっても、リシーナで痔を改善することができます。

さらにリシーナには、男性にとってもメリットとなる点が多数あります。そのためパッケージが女性向けだからといって、「男性は使えない」と思いこむのはもったいないといえます。

使い心地が気持ちいい

前述のようにリシーナにはメントールが含まれています。

メントールはリップクリームなどにも含まれている成分であり、皮膚に清涼感を与える作用があります。そのためリシーナを使用すると、使った部分がスッキリした感覚を得ることができます。

特に肛門は蒸れやすく、不快感を覚えやすい部分です。そのためリシーナによる清涼感は、メントール入りのリップクリームを使ったときなどよりも気持ちいいと感じやすいです。

またメントールは、トニックシャンプーなどにも含まれています。そのためこのようなシャンプーを使うことが多い人は、リシーナによる清涼感を快適だと思うようです。

快適に使える

一般的に、軟膏やクリームなどの薬はベタつきやすいです。ただ皮膚のベタつきが好きな人はそう滅多にいません。

このとき手足などの傷に薬を使う場合、薬を塗った上に絆創膏やガーゼなどを当てておきます。そのため手指に使う塗り薬は、ベタベタしていてもそれほど気にならないことが多いです。

ただ肛門には、絆創膏などを貼ることができません。そのため肛門が薬によってベタつくと、ほとんどの人が不快に感じます。

このような中リシーナは他の痔の薬に比べて、ベタベタ感が少ない薬です。実際にリシーナは、サラッとした使い心地を売りとしています。

そのためリシーナの「ベタつかない」という点は、多くの人にとってメリットとなります。

服が汚れにくい

一般的な塗り薬には、クリームや軟膏などのさまざまなタイプがあります。これらのうちクリームは水と油が混ざった状態のものであり、ローションは水からできている薬剤です。

これに対して軟膏は、水を含まない油脂性の薬です。

そして多くの人が知っているように、ケチャップやカレーなどが衣服につくと洗濯をしてもきれいに落ちません。これは、これらの食品には油脂が多く含まれているためです。つまり油脂が原因のシミは落ちづらいのです。

このことから軟膏が衣服につくと、洗濯をしてもきれいに落ちにくいことがわかります。実際にボラギノールなどの添付文書には、衣服につくと取れにくいため注意するように記載されています。

ただ前述のように、痔の薬を使った後に絆創膏などを貼っておくことはできません。そのため痔の薬は、下着につく可能性がかなり高いです。したがって痔の薬を使用すると、下着が汚れるリスクが高くなるといえます。

このような中リシーナはベタベタしない薬剤であるため、下着に付着しにくいです。

さらにリシーナは水に溶けやすい成分を選んで配合されているため、他の痔の薬に比べてシミを落としやすいです。そのため下着を汚したくない人は、リシーナを使うことをおすすめします。

リシーナが使える痔と使えない痔

基本的に薬は、人間の体に備わっている自己治癒力を補助する役割をもつものです。そのため本来自然に治る病気であれば、薬の力を借りて治癒を早めたり確実に治したりすることができるようになります。

一方で自然に治ることがない病気は、薬を飲んでも治りません。例えば病気が進行して細胞や組織などの性質が変わると、薬を使用しても治らなくなります。

そして、痔の中にはこのような「薬が使えない痔」があります。そのため痔の症状で悩んでいるのであれば、まずは自分の痔のタイプを正しく認識することが大切です。

リシーナが使えない痔とは?

痔には大きく分けて、いぼ痔切れ痔あな痔の3種類があります。

いぼ痔とは肛門の中や肛門の近くなどにいぼを生じる痔のことです。正式には痔核(じかく)といいます。

また切れ痔とは肛門付近に裂け傷を生じる病気であり、裂け痔と呼ばれることもあります。正式には裂肛(れっこう)といいます。

これら2つの痔は、生活習慣を改善することによって自然に治ります。そのためいぼ痔や切れ痔などは、リシーナを使用することによって症状が和らいだり治るのが早くなったりします。

これに対してあな痔(痔ろう)は、自然に消えることのない管がおしりの中に形成される病気です。そのためあな痔は、手術をしなければ治せません。つまり薬を使っても治らない痔なのです。

さらにあな痔には、リシーナを使ってはいけない理由があります。これは、あな痔が細菌感染によって起こる病気であるためです。

便には多くの細菌が含まれています。そのため便が肛門や直腸など以外のところに入り込むと、組織で細菌が増殖します。

通常体内に侵入した細菌は、わたしたちの体に備わっている免疫機能によって排除されます。ただ免疫の力が弱まっていると、細菌を排除しきれずに組織に細菌感染が起こります。

そうすると、細菌や細胞などの死骸が膿を形成します。おしりの内部に溜まった膿は、出口を求めておしりの内部を流れ進んでいきます。このとき、膿が流れたところには膿の通り道が形成されます。このようにしてあな痔が発症するのです。

このような中、前述のようにリシーナにはステロイドが含まれています。ステロイドのもつ抗炎症作用には、免疫機能を抑制するという負の面もあります。そのためリシーナを使うと、患部の免疫力が落ちます。その結果、あな痔が悪化しやすくなるのです。

あな痔では、生じた膿が肛門やおしりの皮膚などから排出されます。また全身の発熱やおしりの痛みなどを伴うこともあります。そのためこのような症状が出ているのであれば、リシーナを使わないようにしましょう。そしてなるべく早く病院に行くことが大切です。

どんな症状ならリシーナが使える?

いぼ痔や切れ痔などは自然に治る病気です。そのため痔がこれらのタイプであれば、リシーナを使って痔を治すことができます。

いぼ痔では肛門からぷにぷにとしたいぼが飛び出してきたり、肛門付近にコリコリとしたいぼを生じたりします。またこれらの痔では、肛門部に痛みを感じることが多いです。

また切れ痔では、排便時にピリッとした痛みを感じたり排便後に肛門がじんじんと痛んだりします。そしていぼ痔や切れ痔などでは、排便時の出血が起こることが多いです。

このようないぼ痔・切れ痔の症状が出ているのであれば、リシーナを使うようにしましょう。そうすることで、症状を和らげながらすばやく痔を治すことができるようになります。

リシーナの選び方と使い方

痔には肛門の内側にできるものと肛門の外側にできるものの2種類があります。そのため痔の薬は、薬の効果を高めるために3つの形状で展開されています。

そのうちの1つである坐剤は、肛門の中に差し込むタイプの薬です。そのため坐剤は、肛門内側の痔に適しています。

またチューブに入っている軟膏は他の皮膚薬と同様に、必要量を指などにとって患部に塗ります。そのため痔の軟膏は、肛門外側の痔に使用します。

痔の軟膏タイプの中には、スポイトに薬剤が入っているものもあります。このタイプの痔の薬を注入軟膏といい、肛門内に薬を塗るために設計されています。注入軟膏を指などに取ると肛門外側の痔にも使えるため、どちらのタイプの痔にも対応できる薬だといえます。

このように痔の薬には、肛門内側用と肛門外側用、両方用の3種類の形状があります。

しかしながら、肛門の内側と外側はかなり近い距離に存在しているため、痔による症状がどちらから生じているかを判別することは難しいです。

そのためまずは、いぼ痔や切れ痔などの特徴を理解し、自分の痔の症状と照らし合わせてみるようにしましょう。そうすることで痔を生じているところを絞り込み、適切な薬を選ぶことができるようになります。

ぷにぷにとしたいぼが肛門から飛び出している場合

いぼ痔には内痔核外痔核の2種類があります。

内痔核とは肛門内側にいぼが生じる痔です。一方で外痔核は、肛門外側にいぼを生じます。

内痔核を生じる組織には痛覚がありません。そのため内痔核ができても痛みを感じることはありません。

ただ内痔核が進行してくると、いぼが大きくなって肛門の外へ飛び出してくることがあります。このような状態になると、いぼが痛覚のある組織に触れるため痛みを感じるようになります。

しかしながら内痔核によって痛みを感じても、いぼそのものには痛覚がありません。そのため肛門から出ているいぼを触っても痛みを感じない場合は、内痔核を生じていることになります。

また肛門から飛び出した内痔核は、肛門内へ指で押し戻すことができます。そのため内痔核か外痔核か迷った場合には、いぼを肛門内へ押し戻してみましょう。

このとき肛門内へ戻ると痛みが軽減する場合は、内痔核である可能性が非常に高いです。そのためこのような内痔核の症状が出ているのであれば、坐剤のリシーナを選ぶようにしましょう。

坐剤は肛門の奥まで薬を差し込まないと、薬が肛門から飛び出てしまいます。そのため坐剤は、指の第一関節が肛門内へ入るまでしっかり押し込むようにしましょう。

また座った状態で座剤を肛門に入れ、手で抑えながら立ち上がるようにすると、薬を正しい場所に挿入しやすくなります。

コリコリとしたいぼに激しい痛みを伴っている場合

外痔核は肛門外側に生じる痔であるため、軟膏の薬で治療します。

このとき外痔核を生じる組織には、痛みを感じる神経が通っています。そのため外痔核には、動けなくなるほどの激しい痛みを伴います。

また内痔核は肛門内に押し込むと痛みが軽減する一方で、外痔核は肛門内に押し込む際に強い痛みを感じます。さらに外痔核を無理やり肛門内へ押し込むと、激しい痛みが起こるとともにすぐに肛門から出てきます。

そのため肛門付近のいぼに触って痛みを感じたり、肛門内にいぼを押し込めなかったりする場合は軟膏のリシーナを選ぶようにしましょう。

前述のように注入軟膏は、指などにとって肛門外側へ塗ることができます。ただ注入軟膏は、チューブに入っている通常の軟膏に比べて値段が高めです。そのため肛門外側の痔にのみ薬を使う場合は、チューブ入りの軟膏を選ぶのが経済的です。

肛門を触るとビリっとした痛みを感じる場合

切れ痔は肛門の出口近くの皮膚部分に生じる病気です。そのため切れ痔は、軟膏を塗って治療します。

皮膚に傷ができると、ビリビリ・じんじんとした痛みを感じます。またこのような痛みは、傷口に触れると強くなります。

これと同様に、切れ痔を生じるとじんじんとした痛みが起こり、便などが擦れると激しく痛みます。そのためこのような症状が出ているのであれば、軟膏のリシーナを選ぶようにしましょう。

痔の軟膏は指やガーゼなどで塗ることができます。ガーゼで軟膏を塗る場合は、ガーゼに適量の軟膏をのせて患部に当てるようにします。こうすることで、薬を塗るときの痛みを軽減することができます。

また外痔核と同様に、切れ痔に注入軟膏の中身を取り出して塗ることもできます。

複数のタイプの痔が併発している場合

痔は悪い生活習慣によって起こる病気です。そのため食事の内容が悪かったり疲労が溜まっていたりすると、痔が複数できやすくなります。

このとき、肛門内側または外側の一方に痔ができるとは限りません。実際に、肛門内側と外側の両方に痔を生じることはかなり多いです。このような場合は、注入軟膏を使用することをおすすめします。

前述のように注入軟膏は、塗る場所に合わせて2通りの使い方が可能です。そのため注入軟膏は、複数の痔が併発している痔に適しているといえます。

ただ外側の痔と内側の痔の両方に同時に薬を使用すると、体内へ吸収される薬の量が多くなります。そのため肛門内側と外側の2箇所同時に、薬を使用してはいけません。

しかしながら注入軟膏を購入しておくと、症状や状況などに合わせて肛門内側と外側のどちらにでも薬を塗ることができます。このとき、痔の薬は症状がつらい方に使うようにすることが大切です。

例えば内痔核と外痔核を併発している場合、外痔核の方が痛みが強いです。そのため外痔核の症状を緩和しなければ、日常生活が困難になります。したがってこれら2つの痔を併発している場合、まずは外痔核の方に薬を使用して、症状を緩和させることをおすすめします。

そして外痔核の症状は、薬を使用すると数日で治まりやすくなります。その後、肛門内へ軟膏を塗って内痔核を改善していきましょう。

リシーナを使うときの注意点とコツ

前述のように、あな痔にはリシーナを使ってはいけません。そのため肛門から膿が出ているなどの症状を生じている場合は、リシーナを使わずに病院に行く必要があります。

また他にもリシーナを使う際には、いくつかの注意点があります。これを守らなければ、痔が治らなかったりリシーナを使ったことを後悔したりすることになりかねません。

そのため痔を治して快適な日々を取り戻したいのであれば、薬についての正しい知識を蓄えておくことが大切です。

「リシーナを使っていれば痔が治る」と思い込んではいけない

どのような病気であっても、発症の原因となった生活習慣を改善しなければ治ることはありません。

例えばたばこの煙は、慢性的な咳の原因になることで知られています。そのため喫煙をやめなければ、咳を生じやすくなったり咳が悪化しやすくなったりします。

またどのような痩せ薬を使用しても、毎日大量に食べていれば太ります。痩せるためには、食べる量を減らしたり運動量を増やしたりする必要があるのです。

これと同様にリシーナを使っていても、「痔になりやすい生活」をやめなければ、痔が治ることはありません。そのため痔を治すためには、薬を使用するだけではなく生活習慣を改める必要があります。

いぼ痔や切れ痔などの主な原因の1つは、便秘や下痢などの排便異常です。そしてこのような排便異常には、食事の内容が大きく関与しています。

例えば野菜や果物などの摂取量が足りないと、食物繊維が不足します。そうすると、便の量が減ったり便が硬くなったりして便秘になりやすくなります。

またアルコールや香辛料などを摂り過ぎると、胃腸の働きが活発になりすぎて下痢を起こします。

さらに油っこいものやタンパク質の多い食品などを食べすぎると、腸内環境が悪化します。そうすると腸の働きが低下して、便秘や下痢などが起こりやすい状態になります。

このようなことから、痔を治したいのであれば野菜や果物などをしっかり食べ、アルコールや油っこいもの、タンパク質の多い食品などの摂取は程々にすることが大切だといえます。

また睡眠不足や疲労、ストレスなどは、胃腸の働きを狂わせて排便異常を起こしやすくします。そのため痔の改善のためには、しっかり休んで疲労やストレスなどを溜めないことも大切です。

そして前述のように、血行不良も痔の原因の1つです。血行不良は体の冷えや運動不足などによって起こります。そのため痔を改善したいのであれば、体を温めて定期的に体を動かすようにしましょう。

長期間使い続けてはいけない

通常、いぼ痔や切れ痔などにリシーナを使用すると、数日から1週間くらいで症状が改善します。そして痛みなどの症状がなくなったら、リシーナを使い終えることになります。

ただ前述のように、生活習慣を改善しなければ痔が良くなっていきません。そのため痔の薬を使っている人の中には、長期間痔が治らない人がいます。

このような時、多くの人が治るまで薬を使い続けます。ただリシーナは、長期間使ってはいけない薬です。

リシーナに含まれているステロイドには、免疫力を抑制するという副作用があります。このような副作用は感染症に弱い身体を作るだけではなく、皮膚を薄く弱い状態にしてしまいます。

副作用はステロイドを使う期間が長いほど起こりやすくなります。そのためステロイドを含んでいる薬であるリシーナは、長い間使い続けてはいけないのです。

具体的にいうと、リシーナは2週間を超えない期間で使うようにしましょう。そしてこの期間リシーナを使用しても痔が治らない場合はいぼ痔・切れ痔以外の病気が隠れている可能性があるため、病院にかかることをおすすめします。

マニキュアをしている女性は要注意

女性の中には、爪にマニキュアなどの装飾を施している人が多いです。このような人は、リシーナを使用する際に注意する必要があります。

軟膏を注入する際はスポイト部分を押すだけであるため、患部に直接指が触れることはありません。一方で坐剤や軟膏などを痔に使用する場合、指が薬剤に触れることがあります。

このとき爪にリシーナの薬剤が触れると、マニキュアが剥がれやすくなります。そのため爪にマニキュアを塗っている人は、薬剤が爪に触れないように気をつける必要があります。

例えば軟膏を肛門に塗る際には、ガーゼなどを利用して直接触れないようにしましょう。また座剤を肛門内に入れる際には、指サックやビニールなどをかぶせた指で薬を押し込むようにします。

このとき指サックはゴムでできているため、肛門内に入りにくいです。指サックをはめた指を無理に肛門内へ指を入れようとすると、肛門が傷ついて痔が悪化するリスクがあります。そのため指サックを使用する際には、滑りを良くするローションなどを用意しておくようにしましょう。

リシーナの効果が高まる使用タイミング

リシーナを使用する患部は、便の通り道です。そのためリシーナを使った後に排便すると、薬剤が体外へ排出されてしまいます。

さらに肛門内に薬が入ると、これが刺激となって排便が起こることもあります。このことから、リシーナは排便後に使用するようにしましょう。

また、リシーナは寝る前に使うことをおすすめします。そうすると、寝ている間に薬の効果がしっかり現れるようになります。さらに薬が直腸や肛門などを滑りやすくして、朝の排便をスムーズにしてくれます。

軟膏を肛門内に注入する場合は1日2回、軟膏を肛門の外に塗る場合や坐剤などは1日3回まで使用できます。そのため症状が辛い場合は、就寝前だけではなく、日中にも薬を使うようにしましょう。

まとめ

女性向けのパッケージで売られている痔の薬・リシーナには、痔に効く成分が多数含まれています。そのためリシーナを使うと、痔の症状が緩和したり痔が早く治ったりしやすくなります。

またリシーナには、女性だけではなく男性にも嬉しいメリットがいくつもあります。このことからリシーナは、使用者の細かいニーズにも対応している薬だといえます。

たださまざまな痔の中には、リシーナが使えないタイプのものがあります。またリシーナを使う際には、いくつかの点に注意する必要があります。

そのため痔をリシーナで治したい場合は、これまでに述べたような内容をしっかり理解することが大切です。そうすることによって、つらい痔の症状とお別れして快適な毎日を取り戻すことができるようになります。


痔であると、トイレの中を血まみれにするだけでなく、座ったときに異常な痛みが起こる人も多いです。トイレのとき、その痛みから私もトイレに行くのが毎日怖いときがありました。

そうしたとき、本気でいぼ痔や切れ痔を治したい方におすすめなのがピーチラックという商品です。ピーチラック(乙字湯)は痔に効く漢方薬であり、医薬品なので痔に効果があると既に分かっています。

ピーチラックは便秘にも効果があり、便を柔らかくしながら痔に対しても改善作用があります。漢方薬なので、一日で劇的な効果を期待することはできません。ただ、一ヵ月以上にわたって服用することで徐々に痔の症状が改善されていきます。

痔の悩みは周りに相談しにくいです。だからこそ、医薬品を活用して本気で症状を治し、元気な日常生活を取り戻そうとする人は多いです。

なお、ピーチラックは楽天やAmazonなどで取り扱いがなく、公式サイトのみ購入できるようになっています。いぼ痔や切れ痔の場合、ピーチラックが効果を発揮します。