おしりにできるという特徴から、痔は笑い話にされることのある病気です。ただ痔を経験した人にとって、痔のつらさは笑えるものではありません。

痔ができると、座ったり歩いたりするだけで痛みが起こります。痛みがひどくなると動けなくなり、横たわることしかできなくなります。

さらにおしりが冷えても痔の痛みは重くなります。そのため痔を発症していると、冬に外を歩くのがつらくなります。

「そこまでつらいのであれば、病院に行けばいい」と思う人がいるかもしれません。ただ実際に痔になってみると、恥ずかしさや忙しさなどによって病院には行けない人が多いです。

また痔の症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返します。そのため痔の症状が悪化しても、少し我慢すればまた良くなると私は思っていました。

そうしているうちに私の痔は少しずつ悪化して、症状が軽くなることが少なくなってきました。強い痛みが引かなくなっていったのです。そのためこの頃になると、いいかげん何とかしなければならないと危機感を覚えるようになってきました。

そんな中、ピーチラックという「痔を治す漢方薬(乙字湯)」があることを知りました。漢方薬には体の内側から病気を治すというイメージがあります。そのためピーチラックを飲むと、痔を根本から治せるのではないかと思いました。

そこで私は、ピーチラックを実際に試してみることにしました。ここではピーチラックを試してみた感想を述べていきます。ネット上に存在する口コミや評判に限らず、実体験を記すようにします。

ピーチラックが家に届いた

私は女性ですが、自分が痔になるまで、なんとなく「痔は男の人の病気である」と思い込んでいました。そのため痔の症状がつらくなってきても、痔の薬を購入することには少し抵抗がありました。

ただ実際のところ、女性でも痔になる人はかなり多いです。それを反映したように、ピーチラックの販売ページは女性でも買いやすいデザインになっていたため安心して薬を購入できました。

ピーチラックは通常購入と定期購入の2つの選択肢があります。

まずはピーチラックを試してみたいという気持ちが強かったので、最初は通常購入を選ぼうとしました。ただ痔が良くなってきたタイミングでピーチラックを飲むのをやめると、治りかけていた痔が悪化するのではないかと思い直しました。そうなると薬を購入した意味がなくなります。

また、なくなった分を追加するためにピーチラックを2回通常購入すると、定期で購入するよりもかえってお金が高くなります。このようなことから痔を本気で治したかった私は、最終的に定期購入を選ぶことにしました。

ピーチラックは注文した翌日に発送され、4日後には宅配便で自宅のポストに投函されていました。早く試したかったので、すぐに発送されたのは嬉しかったです。また受け取りのために自宅にいる必要がなかったこともありがたいポイントでした。

またピーチラックの送り主名は「漢方生薬研究所」、品名は「医薬品・冊子」となっており、外箱に痔という文字は記載されていませんでした。痔であることが少し恥ずかしかった私にとって、この気遣いは助かりました。

ピーチラックは写真のようなA4サイズの小さな箱に入れられて届きました。

わたしの家には問題なく到着しましたが、小さな郵便受けに荷物や手紙などがたくさん入っている状態だとピーチラックが投函されないかもしれません。そのためピーチラックが届く前日までには、郵便受けを整理しておくことをおすすめします。

届いた箱を開けてみると、ピーチラックが入った小箱と納品書、メッセージレター、ピーチラックの案内冊子、使用者の声、漢方薬についての冊子、商品案内などが入っていました。

これらの冊子には、痔を治すためのコツやピーチラック・漢方薬などについての解説が記載されていました。

正直なところ、最初はこれらを読まずに捨てそうになりました。ただ痔をしっかり治すためには痔やピーチラックなどについて正しく知る必要があると思い、時間があるときに読むことにしました。

そして実際にこれらの冊子に記載されていた情報は、痔を改善するのに役立ちました。そのためピーチラックを飲むのであれば、同封されている冊子に軽く目を通すことをおすすめします。

ピーチラックの成分は漢方薬の乙字湯

ピーチラックは乙字湯(おつじとう)という漢方薬です。乙字湯は昔から痔に効く漢方として重宝されてきました。

漢方薬は自然界にある天然の生薬(しょうやく:有効成分を有する天然の物質)で構成されています。そのため漢方薬は西洋医学を元にして作られている一般的な薬に比べて、さまざまな効能をもっています。

例えばピーチラックには、当帰(トウキ)、柴胡(サイコ)、升麻(ショウマ)、黄芩(オウゴン)、甘草(カンゾウ)、大黄(ダイオウ)という6種類の生薬が配合されています。これらの生薬はそれぞれ、便秘を改善したり血行を良くしたりする効果をもちます。

便秘や血行不良などは、痔の大きな原因の一つです。実際にわたしには慢性的な便秘がありました。また積み重なった運動不足によって、血液の流れも悪くなっていたと思います。そのためこれらが原因で痔を発症したのではないかと推測されます。

便秘や血行不良などが改善されると、その分だけ痔が治りやすくなり発症しにくくなります。そのためピーチラックによってこれら痔の原因が改善されると、痔が治りやすくなるのです。

健康食品・サプリメントとどう違うのか?

痔についていろいろ調べると、ピーチラック以外にも痔に効く健康食品やサプリメントなどがあることがわかります。このような情報を見比べるほど、素人にはどれがいいのかわからなくなります。

ただピーチラックは第二類医薬品です。

医薬品と名のつくものは、薬局やドラッグストアなどでしか買えません。つまり専門家がいるお店以外では買えないということです。また、医薬品なので「痔に効く」と明確な効能効果が分かっています。

これに対して健康食品やサプリメントなどは、コンビニエンスストアなどでも販売されています。実際にコンビニエンスストアの棚の一角には、ビタミンなどを補給できるサプリメントが売られています。

「専門家がいないと売れない商品(効果が既に分かっているもの)」と「特別な許可を得なくても売れる商品」の2つを比べた場合、前者の方が痔を治す効果が期待できるということは明白です。このようなことから私は、医薬品であるピーチラックを選びました。

ピーチラックが効果を発揮する痔とは?

痔には「いぼ痔(痔核)」「切れ痔(裂肛)」「あな痔(痔瘻)」などのさまざまなタイプがあります。これらのうちピーチラックの対象となるのは、いぼ痔と切れ痔です。

いぼ痔はその名の通り、肛門付近にいぼができます。また切れ痔は、肛門の皮膚が切れた(裂けた)状態です。そのためこれらの症状が現れているのであれば、ピーチラックを試すことができます。

一方であな痔は、手術を受けないと治らない痔です。あな痔ではおしりの皮膚に小さな穴が空いたり膿が出たりして、おしりが熱を持って痛んだりします。そのためこれらの症状がある場合は、ピーチラックを試そうとせずに病院に行くことが推奨されます。

ピーチラックの味は?

ピーチラックは粉末の漢方薬です。そのためピーチラックを飲むと、錠剤の薬に比べて薬の味を強く感じます。

一般的に漢方薬は美味しくないとされています。実際にピーチラックも、子供用の薬のような美味しい味ではありません。

ただピーチラックの味は、一般的によく飲まれている葛根湯とかなり似ています。そのため風邪の際に葛根湯を飲む人であれば、抵抗なくピーチラックを飲めます。

葛根湯を飲んだことがない人でも、漢方の胃腸薬や生薬が使われている栄養ドリンクを飲めるのであればピーチラックを問題なく飲めると思います。

ピーチラックを飲んだときの効果や評価

わたしの痔は、いぼ痔と切れ痔が併発しているようでした。肛門付近にぷにぷにとしたいぼが確認できたとともに、肛門を触ると切り傷に触ったときのような感覚が起こりました。

これら痔の症状が軽いときは、肛門にかゆみを感じる程度でした。ただ症状が重くなると、動けなくなるほどの痛みが起こりました。痛みは排便時に激しくなるため、症状が重いときはトイレに行くのが怖かったことを覚えています。

ピーチラックが届いたタイミングは、痔の症状が軽めでした。ただ症状が悪化して再び動けなくなるのが怖かったため、届いたその日の夕方からピーチラックを飲み始めました。

服用し始めた当日にピーチラックの効果を実感することは、さすがにありませんでした。ただピーチラックを飲み始めた次の日から、少しずつ効果を実感できるようになっていきました。

便秘が治った

わたしはなかなか頑固な便秘症でした。生理前には特にひどくなり、なかなか便が出なくてトイレに数十分こもることがよくありました。また生理前ではなくても、便意を感じたのにスムーズに便が出ないということは日常茶飯事でした。

そんな中、ピーチラックを飲んだ次の日には、長時間トイレに座らなくても便が出るようになりました。また便が少し柔らかくなり、排便時の痛みが軽くなりました。固い便ではないため、トイレに行く恐怖が少し和らいだのです。

ピーチラックを飲み始めて一週間くらいが経過した頃には、強くいきまなくても排便できるようになりました。そのため、排便によって痛みが起こることがなくなっていきました。

ピーチラックの便秘改善効果は、この後もずっと続きました。そして便秘が起こらなくなったことによって、痔そのものも改善していきました。

痛みが減っていった

ピーチラックを飲んですぐに便秘が改善されたおかげで、比較的早い段階から排便時の痔の痛みが気になりにくくなりました。

ただ痔の痛み自体は、ピーチラックの飲み始めから数日は続いていました。具体的にいうと平常時にはじんじんした痛みを感じ、歩くことによって痔が皮膚と擦れるとビリビリとした痛みが起こっていました。

しかしながらこのような痛みは、ピーチラックを飲み始めてから数日で軽くなり始めました。痔が擦れると強い痛みは起こるものの、平常時の痛みが明らかに少なくなりました。

ピーチラックを飲み続けて1週間程度経つと、痛みがかなり軽減されて平常時にはほとんど痛まなくなりました。そのためこの頃には油断して普通にしゃがんでしまい、急な痛みに苦しむことが多々ありました。それほど平常時の痛みが軽くなったのです。また、いぼ痔も明らかに小さくなっていました。

ピーチラックを3週間ほど飲んだ頃には、痔による自覚症状はほとんどなくなりました。歩いたりしゃがんだり、座ったりしても痛みが起こらなくなったのです。またおしりを触っても、いぼ痔を確認できない状態にまで小さくなりました。

出血が起こらなくなった

ピーチラックを飲み始めたタイミングは、痔で出血が起こっていませんでした。ただ痔による出血は定期的に起こっていたので、「近いうちにまた出血するだろう」と思っていました。

ただピーチラックを飲み始めた後、痔で出血することはありませんでした。便秘が改善して固い便ではなくなったので、お尻が切れることがなくなったのです。飲み始めてしばらく経ったときに「そういえば出血してないな」と思うほどでした。

前述したように、ピーチラックを飲んだことによって便秘や痔の痛みなどはかなり軽減しました。これは便秘が改善され、血行が良くなることで痔そのものが良くなったためだと理解できます。

ピーチラックを飲むタイミングや飲み忘れへの対処法

ピーチラックは1日2回、食前(食事の30分前)か食間(食事と食事の間)のタイミングで服用します。ただ、私ははかなり忘れっぽいので、ピーチラックを飲み忘れたことを食事中に思い出すことが何回もありました。

このようなときは食後しばらくして満腹の状態が解消された頃に、ピーチラックを飲んでいました。具体的にいうと食事から2時間後の食間にピーチラックを飲んでいました。

ただピーチラックを飲み始めて一週間くらい経過したとき、食間に飲むことも忘れることが続きました。このようにして、まるまる2日ピーチラックを飲まなかったタイミングがあったのです。

ピーチラックを飲み忘れていたことを思い出したときには、トイレに行くのがかなり怖くなりました。

実はピーチラックを飲み始めて便秘が解消された時、あまりに効果が出るのが早かったため「ピーチラックをやめたらすぐ頑固な便秘に逆戻りするのではないか?」と思っていました。ただ、それは杞憂だったようです。

少なくとも数日飲み忘れた程度では、症状が急激に悪化するということはありませんでした。便は少し固くなっていたように感じるものの、排便に支障はありませんでした。そのため排便によって痔が痛むこともなかったです。

その後も何度か飲み忘れることはありましたが、思い出したときにすぐに飲むようにしたためか症状が逆戻りすることはありませんでした。

ただ3日以上ピーチラックを飲み忘れたらどうなるのかは、試していないのでわかりません。また痔の苦しみを再び味わいたくなかったので、試すこともできませんでした。そのためピーチラックを飲む際には、飲み忘れが起こらないように工夫することが大切だと思います。

ピーチラック(乙字湯)の飲み方

ピーチラックは薬であるため、服用方法に決まりがあります。用法用量を守らないと、ピーチラックの効果が実感できなくなります。したがってピーチラックで痔を改善したいのであれば、決められた用法用量をしっかり守ることが大切です。

前述のようにピーチラックは朝と夕の1日2回服用する薬です。またピーチラックは漢方薬であるため、一般的には食前か食間に飲む必要があります。

それでは、食後に服用してはいけないのでしょうか。

知り合いの薬局薬剤師(ドラッグストア併設の薬局)に聞いたところ、「漢方薬を服用するのは基本的に食前か食間だが、食後に服用しても問題ない」とアドバイスをもらいました。そのため、それから私はどのタイミングでも気にせずにピーチラックを服用するようにしました。

飲み忘れたとしても、次の服用まで6時間以上の時間が空いていれば問題ないことを教えてもらったため、このルールを守って1日2回の服用を実践するようにしたのです。

教科書的なことを言うと、食後に飲むとピーチラックの有効成分が胃の中の食べ物によって体内に吸収されにくくなります。ただ服用を忘れる方が問題なので漢方薬を食後に服用する人は非常に多いようです。

また、ピーチラックは生後3ヶ月から服用できます。ただ1歳未満の乳児の体はかなりデリケートであるため、ピーチラックを飲ませることはあまり推奨されません。実際にピーチラックは、医師の診療を受けられないような状況でのみ乳児に服用させることが指示されています。

15歳以上の大人は、1回に1包を服用します(1日に2包を服用する)。これに対して15歳未満の子供は、大人よりも1回の服用量が少ないです。

例えば7~15歳未満は1回2/3包、4~7歳未満は1回1/2包となっています。このとき1包には、5gの粉薬が入っています。そのため子供にピーチラックを飲ませる場合には、電子秤で3.3gや2.5gなどを計って服用させると安心です。

ピーチラックは水または白湯(さゆ:ぬるいお湯)で服用します。

このとき白湯を飲んだ方が、薬の成分が吸収されやすくなります。そのため可能であれば、なるべくぬるま湯でピーチラックを飲むことをおすすめします。

また白湯を飲むと体が内側から温められます。体の冷えは痔に悪影響を与えます。そのため白湯で体を温めると、痔がより改善しやすくなります。

ピーチラックのニオイが苦手な人はどうしたらいい?

前述のように私は、ピーチラックのニオイが特に気になりませんでした。

ただ旦那にピーチラックのニオイを嗅いでもらったところ、あまり得意ではないとのことでした。たしかにピーチラックは典型的な漢方薬のニオイであるため、漢方薬を飲み慣れていない人や子供などは飲みづらく感じるかと思います。

このような場合は、オブラート(でんぷんで作られた半透明の膜)で薬を包んで飲むことをおすすめします。オブラートで包むと漢方薬のニオイを感じなくなり、かなり飲みやすくなります。オブラートは薬局やドラッグストアなどの販売店で市販されています。

オブラートは丸型と袋型の2種類があります。袋型を選んだ方が簡単に服用できるかと思います。

ただピーチラック1包すべてを1つのオブラートで包むと、直径2cmほどの塊になります。

試しに飲んでみましたが、喉に詰まりそうになりました。そのためピーチラック1包をオブラートで包む場合は、2~3つに分けることをおすすめします。

2つに分けると、大きめのカプセル1つ分くらいの大きさになりました。実際に飲んでみたところ、スムーズに飲むことができました。

また漢方の飲みづらさは、味よりもニオイが原因であることが多いです。そのためピーチラックを水などで飲む際には、鼻をつまんで飲むことによって飲みづらさが軽減します。ピーチラックのニオイを苦手に感じたら、試してみてください。

いくつかカバンに入れておくと安心

前述のようにピーチラックは、朝と夕の1日2回服用します。ただ多くの人にとって朝は、1日の中でもっとも忙しい時間帯です。そのため朝はピーチラックを飲み忘れることが多いです。

このとき、かばんにピーチラックを入れておくと、家を出たあとでも服用することができます。このようなことからピーチラックは、いくつかカバンに入れておくことをおすすめします。

またピーチラックを持ち歩いていると、食事や飲み会などによってまっすぐ帰宅しない場合でも、出先で服用できるようになります。

実際にわたしは忘れっぽいので、「帰宅してから飲もう」と思っても忘れてそのまま寝てしまうことがほとんどでした。ピーチラックを持ち歩くと、飲み忘れに気づいたタイミングで服用できるため、まっすぐ家に帰らない場合でも飲み忘れが起こりにくくなりました。

とにかく続ける意識をもつ

痔は悪い生活習慣の積み重ねによって起こる病気です。そのため薬を使用しても、すぐに痔が治るわけではありません。したがってピーチラックの効果を実感するためには、一定の期間継続して飲む必要があります。

このとき一つの行動を習慣化する際、ルールを厳しくすると習慣化に失敗しやすくなります。

例えばピーチラックを必ず朝食と夕食の前に飲むと決めたとします。ただ前述のように朝は忙しいです。そのためいつもよりも早く家を出たり疲れていたりすると、朝食前に薬を飲み忘れることがあります。

このような状態になると、夕食前までピーチラックを飲まないことになります。ピーチラックを飲む機会が減ると、その分だけピーチラックの効果が現れにくくなります。

ピーチラックの効果が実感できないと、ピーチラックを続けるモチベーションがだんだん下がっていきます。このような状態で飲み忘れが起こると、ピーチラックを飲むことをやめてしまいやすくなります。その結果、痔を治すことができなくなります。

このようなことを防ぐため、わたしは朝食と夕食の前というタイミングにこだわらず時間を空けて1日2回飲むようにしていました。

具体的にいうと朝に飲み忘れてしまったときは、昼食前にピーチラックを服用するようにしました。この後は、夕食前ではなく寝る前にピーチラックを飲みます。

このようにすると朝食と夕食前に服用するのと同じくらいの間隔が開きます。こうしてルールを少し緩くすると、忘れっぽいわたしでもなんとか1日2回の服用を守ることができます。

このとき「朝と夕方にしか飲まない」というルールにしていたら、おそらく数日飲み忘れることが複数回生じたと思います。その結果、ピーチラックを飲むのを途中でやめていたかもしれません。

そのためピーチラックを習慣付けるためには、服用する時間を厳密に決めず柔軟に対応することが大切だと思います。

服用する際の注意点や副作用は?

薬には病気を治す力があります。ただこれはサプリメントなどよりも、体に対する作用が強いということを意味します。そのためどのような薬であっても、使用の際にはさまざまな点に注意する必要があります。

これと同様にピーチラックも、どのような人でも飲めるわけではありません。またピーチラックには、併用してはいけない薬があります。副作用も考えなければいけません。

そのためピーチラックを服用する前に、自分はピーチラックを飲める状況なのかを正しく認識することが大切です。

妊娠中にピーチラックを飲めるのか?

妊娠中は痔になりやすい時期です。これは、妊娠中は便秘が起こりやすいためです。また大きなおなかによって下半身の血行が悪くなることも痔の原因となります。実際にわたしも、初めて痔ができたのは妊娠中のときでした。

妊娠中は神経質になりやすいです。そのため当時の痔の症状は軽かったものの、妊娠中であることによって痔が気になって仕方ありませんでした。

当時のわたしはピーチラックの存在を知らなかったため、ピーチラックの服用を検討することはありませんでした。ただピーチラックを検討している人の中には、妊娠中の女性がいることかと思います。

しかしながらピーチラックに含まれるダイオウには、腸を動かして便秘を改善させる効果があります。

腸が動くと、その隣にある子宮も動きやすくなります。子宮が動くとおなかの中の赤ちゃんが外に出てきやすくなります。つまり早産や流産などのリスクが高まります。

たしかに痔の症状はつらいです。ただ痔の症状を軽くしたいからといって、早産・流産になってもいいという人はいないでしょう。そのため基本的に妊娠中は、ピーチラックの服用を避けるべきだといえます。

どうしても痔の症状がつらい場合は、担当の産婦人科医に乙字湯を飲んでもいいかを相談してみましょう。そしてもし担当医が許可を出したら、ピーチラックの服用を始めても問題ありません。

授乳中は飲めるのか?

産後も妊娠中と同様に、痔に悩まされやすい時期です。経膣分娩の際には赤ちゃんを生むために、排便時とは比べ物にならないほど強い力でいきみます。

強くいきむと肛門付近に血液が流れ込み、いぼ痔が起こりやすくなります。そのため経膣分娩した産後の女性は、いぼ痔で悩むことが多いです。このことからピーチラックの服用を考えている人の中には、産後の女性もいることかと思います。

ただピーチラックに含まれている便秘改善成分(ダイオウ)は、母乳に移行します。そのため母乳育児中にピーチラックを飲むと、赤ちゃんがダイオウを摂取することになります。

赤ちゃんの体にとって、ダイオウの作用は刺激が強いです。そのため赤ちゃんがダイオウを摂取すると、副作用として下痢が起こります。

下痢になるとその分だけ、赤ちゃんの体が水分や栄養などを摂取できなくなります。つまり赤ちゃんが脱水症状や栄養失調などを起こしやすくなるのです。そのため、授乳中はピーチラックを飲んではいけません。

なお、赤ちゃんを母乳で育児している間でも、薬を飲んだときに授乳を避ければピーチラックの服用が可能です。

しかし母乳育児を続けたいのであれば、基本的にはピーチラックの服用を見送るのが懸命です。そして卒乳後にピーチラックで痔を治すことをおすすめします。

刺激性の便秘薬と併用しない

前述のように便秘は痔の大きな原因の一つです。そのため痔を発症している人には便秘が起こっていることが多いです。特に女性の痔のほとんどは、慢性的な便秘が原因となっています。

このような女性は、便秘薬を飲む習慣があることが多いです。そのためピーチラックを飲む人の中には、習慣的に便秘薬を飲み続ける人がいるようです。ただ、ピーチラックは刺激性の便秘薬と併用してはいけません。

※腸を刺激しないタイプの便秘薬(酸化マグネシウムなど)とは、併用して問題ありません。

ピーチラックには便秘を治す成分が含まれています。そのためピーチラックと刺激性の便秘薬を併用すると、便秘薬をたくさん飲んだときと同じようなことが起こります。腸が過剰に動き、副作用の下痢が起こりやすくなるのです。

また便秘薬を飲む量や機会などが増えると、その分だけ便秘薬がクセになりやすくなります。そうすると便秘薬なしでは排便できない体になり、便秘が悪化しやすくなります。したがってピーチラックを飲む際には、刺激性の便秘薬を飲まないように注意する必要があります。

生活習慣を正す必要がある

ピーチラックと同封されていた冊子には、痔を改善するための7つのアドバイスが記載されていました。

例えば痔を治すためには、排便習慣を正す必要があるとの記述があります。これは間違った排便習慣が痔を発症・悪化させるためです。具体的にいうと、トイレに座っている時間を最低限にすることが大切です。

他にも痔を治すための食事内容や運動習慣などについてのアドバイスが載っていました。私はこのようなアドバイスを、完璧に守る自信はありませんでした。数日ならがんばって意識できても、1週間もすれば疲れてしまいそうだと思ったのです。

ただどのような病気であっても、病気になりやすい生活を送ったまま薬を飲んでも病気が良くなることはありません。

例えば仕事などで忙しくまともな睡眠や食事などを取れていないときは、通常よりも風邪を引きやすいです。風邪のときに風邪薬を飲むと、風邪薬が効いている間は病気が治ったように感じます。

ただ、薬の効果が切れ、忙しい生活のままだと風邪はなかなか治りません。そして風邪をこじらせて病院に行くことにつながります。

一方で風邪を引いたタイミングで栄養を摂ってしっかり休息すると、風邪はすぐに治ります。このことからも日頃の生活の内容が病気の発症・悪化・治癒に深く関与していることがわかります。

ただ痔に良い生活を送っても、この生活を続けなければ意味がありません。そのため私は、痔が良くなる生活習慣をなるべく心がける程度にしました。

例えば食事の際には野菜を少し多めに盛ったり、のどが渇いていなくても水分を摂ったりするようにしました。

また私はお酒が好きなため、ピーチラックを始める前はほぼ毎日お酒を飲んでいました。ピーチラックを飲み始めた後は付き合いで飲む必要があるときのみお酒をたしなむようにして、一人晩酌は我慢しました。

さらに普段はほとんど湯船に浸からずにシャワーのみで済ませていましたが、できるだけお風呂の浴槽に浸かるようにしました。毎日しっかり運動することはできないので、エスカレーターを使わず階段を上ったり近い距離であれば車を使わず歩いたりするようにしました。

このようにして自分に合った生活改善を行うことで、痔になりにくい生活を長く続けることができました。痔に良い生活を送るために、好きなことを我慢して途中で投げ出してしまうよりもいい結果が出たと思います。そのためピーチラックを飲む際には、「冊子に記載されているアドバイスを自分に合った形で実践してみる」ことをおすすめします。

ピーチラックを使用した感想・評価

私はピーチラックを1ヶ月間続けました。最終的には痔の症状がほとんどなくなり、いぼ痔にも触れないようになりました。そのためピーチラックは、わたしの痔の改善に合っていたと思います。したがって結論からいうと、私はピーチラックを飲んで良かったと思います。

ただピーチラックには気になった点や残念に感じた点などもありました。そこでピーチラックに対する正直な評価を述べていきます。

良い点

・比較的すぐに効果を実感できた

漢方薬は長期間飲まないと効かないと聞いたことがあったので、ピーチラックを飲み始める前までは「効果が実感できるまでには結構時間がかかるだろう」と思っていました。

ただ実際のところは、飲み始めた次の日から便秘が改善されました。そのためピーチラックを飲み始めてすぐに、排便のときの痔の痛みが軽くなりました。

このとき痔の痛みそのものは続いていたものの、ピーチラックを飲み続けて1週間が経つ頃には明らかに痛みが減っていました。またピーチラックを飲んでいる間は痔による出血が起こりませんでした。

このように、私はピーチラックの痔改善効果を比較的早く実感しました。これはピーチラックを飲み始めてよかった点の一つです。痔を治すというモチベーションの向上にもつながりました。

・思ったより飲みやすかった

漢方薬の中には、かなり飲みにくいものがあります。

例えば声枯れに効くとしてプロの歌手に人気のある響声破笛丸料(きょうせいはてきがんりょう)は、苦い木の粉をそのまま飲んでいるような味がします。とても飲みにくく、わたしは一度吐き出してしまいました。

最終的に響声破笛丸はオブラートに包むことで飲めるようになりました。そのためこのときの経験を生かして、ピーチラックが美味しくなかったときのためにオブラートを買っておきました。

ただピーチラックは、葛根湯を飲んだことのある人には馴染みのある味でした。そのためわたしはピーチラックを抵抗なく飲むことができ、オブラートは不要のものとなりました。

・痔の薬だとわかりにくい包装

ピーチラックは痔の薬だとわからないような品名で送られてきました。また外箱や薬の包装なども痔の薬に見えないデザインだったため、外でも抵抗なく飲むことができました。

さらに、冊子や内箱などが女性向けの可愛いデザインになっていたことに安心感を覚えました。痔は男性の病気というイメージがあったため薬を飲むことをためらっていた私でも、「女性が飲んでいい薬なのだ」と肯定されたような気持ちになりました。

もちろんピーチラックは男性も飲むことができる薬です。実際にわたしの痔が治り始めた頃、旦那が服用を始めました。彼の痔は切れ痔だったようですが、わたしと同様に1週間程度で痛みが気にならなくなってきたとのことでした。

また男性である彼も、パッと見では痔の薬だとわからない包装が助かったようです。出先でも気にせず服用できたのが良かったとのことでした。

気になった点と残念だった点

・安いものではない

ピーチラックで痔を治すためには、一定の期間ピーチラックを飲み続ける必要があります。ただピーチラックは、サプリメントや痔の塗り薬などほど安価ではありません。

例えば代表的な痔の塗り薬であるボラギノールの注入軟膏や坐剤などは、30個で3000円程度の価格で販売されています。

ボラギノールは1日1~2回の使用であるため、1日1回使用すると1ヶ月あたり3000円程度の負担となります。またサプリメントなどは、1日1500円程度の負担額となることが多いです。

これに対してピーチラックは、初月1ヶ月分が3960円です。また2ヶ月目以降は1ヶ月分が6960円となっています。そのためピーチラックは、ボラギノールやサプリメントなどよりも1ヶ月あたりの価格が高めに見えます。この点は、ピーチラックの購入をためらわせる要因になりました。

ただボラギノールを1日2回使用すると、1ヶ月当たりの負担は6000円となります。そのため毎日使用することを考えると、ボラギノールの1ヶ月あたりの価格はピーチラックと大きく変わらなくなります。

またボラギノールは痔の症状を直接的に止めるものの、便秘などの痔の原因にアプローチする作用はありません。そのためボラギノールを使用するだけでは、痔を根本から治すことは難しいです。

したがって場合によっては、ボラギノールはピーチラックよりも長期間使用し続けることになります。そして使用期間が長期にわたると、その分だけ費用もかさみます。

さらに、ボラギノールは内服薬ではないので、ピーチラックのように手軽に薬を用いることはできないというデメリットもあります。

他には、サプリメントは医薬品ではないため、痔に直接的な効果のあるものではありません。そのためサプリメントを選んだ場合も、ボラギノールと同様に長期間使用し続けることが推察されます。

病院についても、症状によって異なるものの、痔で通院するときは月5000円以上かかることが多いです。

そして通院するためには、通院のための時間を取る必要があります。また肛門科は他の診療科に比べて数が少ないです。そのため肛門科に通う際には交通費が別途必要になることがほとんどです。

このようなことを加味すると、ピーチラックでの痔の治療は病院での治療よりも高額であるとはいえません。つまり、ピーチラックは安価な商品ではないものの、他の痔治療方法に比べて高額であるとはいえないと思います。

・人によっては効果の実感に2~3ヶ月かかることもある

私はピーチラックを服用し始めて約1ヶ月で効果を実感し始めました。ただ中には、ピーチラックの効果が現れるまでに2~3ヶ月を要した人もいます。

傷や病気などが治るスピードは人それぞれです。また悪化した痔は、初期の痔よりも治癒に時間がかかります。そのためピーチラックの効果が現れる時期には個人差があります。

ただ前述のように痔を治すためには、生活習慣を正す必要があります。そのためピーチラックを飲んでも、痔になりやすい生活を続けていれば治るまでにかかる時間も長くなります。

したがって痔をなるべく早く治したいのであれば、ピーチラックの服用だけではなく生活習慣の見直しを行うことが大切です。

ドラッグストアや楽天、Amazonには売っていない

それでは、どのようにしてピーチラックを入手すればいいのでしょうか。薬局やドラッグストアなどの販売店に行けばいいのでしょうか。または、楽天やAmazonなどで売っているのでしょうか。

まず、ピーチラックはドラッグストアや薬局などの販売店では市販されていません。ピーチラックを手に入れるためには、公式サイトのホームページで購入して、自宅に届くのを待つ必要があります。つまりピーチラックは通販専用の商品なのです。

同じように、Amazonや楽天などでは購入できません。あくまでも、公式サイト経由の通販である必要があります。

スマートフォンを持っている人であれば、ピーチラックを簡単に購入することができます。必要情報の入力は5分ほどあれば完了します。もちろん、パソコンでも公式サイト経由で購入可能です。

またピーチラック代金の支払い方法は、コンビニ払いとクレジット決済のどちらかから選ぶことができます。これらはどちらも手数料無料です。私の場合、コンビニ払いにしてすぐに購入手続きを終えました。

ただピーチラックが自宅に届くまでには数日かかります。特に発送元から離れた地域に住んでいる場合は、発送してから届くまでに4日を必要とします。実際、私は北海道に住んでいるので4日もの時間を要しました。

ピーチラックは、「欲しいと思ったその日」のうちには手に入らないです。この点については、早く痔を治したかったわたしにとって残念な点でした。ドラッグストアや楽天、Amazonなどでは取扱がないため、早めに公式サイトから通販の申込みを行いましょう。

まとめ

ピーチラックはわたしに合っていて、すぐに効果を実感することができました。また薬の味もそれほど気になるものではなく、問題なく飲み続けることができました。結果として、ピーチラックを飲んでみて良かったと思っています。

ただピーチラックは毎日飲み続けることによって効果を発揮する薬です。そのためピーチラックの効果を実感するためには、飲み忘れが起こらないように工夫する必要があります。

またピーチラックの効果の現れ方には個人差があります。ピーチラックを試す際には、短くても1ヶ月以上は飲み続けるつもりでいたほうがいいでしょう。同時に、生活習慣の見直しも大切です。

このようにして痔の症状が軽くなると、痛みや出血などが起こりにくくなります。そのため痔によって歩いたり座ったりすることが苦痛になっている人は、まずは一ヶ月ピーチラックを試してみましょう。そうすることでいぼ痔や切れ痔が改善し、健康的な肛門を取り戻せるはずです。