乙字湯(おつじとう)は、いぼ痔(内痔核・外痔核)や切れ痔(裂肛)などを改善する効果のある口コミ評価の高い漢方薬です。

また乙字湯は漢方薬局や登録販売者がいるドラッグストア、楽天市場やAmazonなどの通販サイトなどで市販されています。またピーチラックのように専用の通販サイトで販売されているケースもあるため、手軽に手に入れることができます。そのためいぼ痔や切れ痔で悩んでいる人は、乙字湯の服用が推奨されます。

ただ痔は、悪い生活習慣の積み重ねによって起こる病気です。そのため乙字湯を飲んでも、すぐに痔が治るわけではありません。乙字湯は、ある程度の期間飲み続ける必要があるのです。

このとき乙字湯には、効果を発揮しやすくなる飲み方があります。適切な飲み方で服用し続けることで、乙字湯の効果を早く実感することができます。一方で不適切な方法で乙字湯を服用すると、副作用のリスクが高まりやすくなるので注意が必要です。

ここでは、乙字湯の効果を活かすコツと乙字湯を服用する際の注意点について解説していきます。

乙字湯の効果を活かす飲み方とは?

乙字湯は当帰(トウキ)や柴胡(サイコ)、黄芩(オウゴン)、甘草(カンゾウ)、升麻(ショウマ)、大黄(ダイオウ)を構成生薬とする医薬品です。どのようなものであっても、薬には用法・用量があります。つまり、使い方に決まりがあるということです。

例えば乙字湯には、1日2回飲むタイプと3回飲むタイプの2種類があります。また錠剤の乙字湯であれば、薬によって一度に飲む錠数が異なります。

このようなことから乙字湯を飲む際には、まず薬の外箱や添付文書などに記載されている注意書きなどをしっかり読みましょう。その上で、用法用量どおりに薬を服用することが大切です。

乙字湯を飲むベストタイミングとは?

乙字湯の用法用量には、薬を食前または食間に服用するように書かれています。

このとき「食間=食事中に薬を飲むことである」と勘違いしている人は多いです。ただ実際にいうと食間とは、食事と食事の間のことを指します。具体的には、食事を取ってからおよそ2時間が経過した頃です。

食前や食間などは、どちらも胃に食べ物が入っていない状態です。つまり乙字湯は、おなかが空っぽの状態で服用するように指示されているのです。

これは胃の中に食べ物があると、乙字湯の薬効成分が吸収されにくくなって薬の効果が現れにくくなるためです。そのため基本的に乙字湯は、胃が空っぽのときに飲むように工夫することが大切です。

ただ薬を飲み忘れたら、食後であっても薬を飲むべきです。これは乙字湯が、飲み続けることによって効果を発揮する薬であるためです。

飲み忘れによって薬を飲む期間が空いてしまうと、その分だけ薬の効果が現れにくくなります。そのため食前・食間に薬を飲み忘れたら、食後に薬を服用して1日の服用回数を守るようにしましょう。

薬を飲み始めてどれくらいから薬の効果が現れるのか

痔は悪い生活習慣によって起こる症状です。肥満が1日で改善しないのと同様に、痔が改善するためにはある程度の期間が必要となります。そのため乙字湯は、長期間服用する必要があるのです。

ただ乙字湯には、炎症を鎮める作用のある生薬が含まれています。そのため痔が重症化していない場合、乙字湯を飲んで数日で痛みやかゆみなどの症状が軽くなることが多いです。

一方で痔が重症化していると、その分だけ痔が治るまでの期間が長くなります。そのため痔の痛みが激しい場合は、症状が緩和するまでに1週間以上かかる可能性があることを覚悟しておきましょう。

いつまで乙字湯を続けるべきなのか

前述のように乙字湯は、長期間飲み続ける必要のある薬です。そのためまずは、1ヶ月乙字湯を服用し続けるつもりでいるのが無難です。

ただ必要となる服用期間は、個人差があります。痔の状態によって治りやすさが異なるためです。

例えば痔が軽いうちに乙字湯を始めると、乙字湯を服用して2~3週間で痔が治りやすいです。一方で痔が重症化していると、2ヶ月ほど乙字湯を服用し続ける必要が生じることもあります。

また痔を治すためには、生活習慣の改善が必須です。糖尿病が糖質制限などの生活習慣の改善なしには治らないのと同様に、生活習慣病の一種である痔も生活習慣を見直さなければ治らないのです。

そのため乙字湯を飲んでも生活習慣を見直さなければ、その分だけ乙字湯の服用期間が長くなりやすいです。

一方で痔に良い生活を送りながら乙字湯を飲んでいると、乙字湯の服用期間も短くて済みます。そのため乙字湯を服用する際には、痔になりにくい生活を送るように心がけましょう。

このとき乙字湯の服用によって症状が緩和してくると、痔が完全に治らないうちに乙字湯の服用を終える人がいます。

ただ治りかけの傷が開きやすいのと同様に、しっかり治らないうちに乙字湯の服用をやめると痔が再発しやすくなります。そのため乙字湯は、痔の症状が完全になくなるまで飲み続けるようにしましょう。

そして痔が治って乙字湯が余った場合は、便秘薬として取っておきましょう。旅行や生活環境の変化などで急に便秘が起こったときに有用です。

乙字湯の効果を実感するためのコツ

前述のように乙字湯で痔を治すためには、生活習慣を見直す必要があります。

例えば便秘や下痢などにならないように、食生活を正します。具体的にいうと、野菜や発酵食品などを多めに食べて肉や油脂などの摂取を控えるようにします。また水分をしっかり摂ることも大切です。

さらに毎日しっかり休息を取り、決まった時間にトイレに行く習慣を付けます。そうすることで健康的な排便習慣が身につき、痔が改善しやすくなります。

また乙字湯を服用する際には、いくつかのコツを実践することでより効果を実感しやすくなります。そのため以下のような情報を参考にして、乙字湯の効果を最大限に活かしましょう。そうすることで、痔がすばやく治りやすくなります。

トイレに行く時間を作る

乙字湯には大黄(ダイオウ)が含まれています。ダイオウには腸を刺激して排便を促す作用があります。そのため乙字湯を飲むと、便秘が改善されやすくなります。

ダイオウの効果は、服用してから8~10時間後に現れます。そのため就寝前や夕食前などに乙字湯を飲むと、翌朝に便意が起こりやすくなります。

特に朝食後は、空っぽの胃に食べ物が入る刺激によって便意が起こりやすいタイミングです。

ただ多くの場合、朝はもっとも忙しい時間帯です。そのため中には、便意を感じても排便しないで出勤・登校する人がいます。

しかしながら、便意を我慢してしまうと腸が便意に慣れてしまい、便意が消失しやすくなります。便意を感じなくなると、その分だけ排便が起こりにくくなり便秘が起こりやすくなります。

乙字湯で便秘を改善しようとしても、便意を我慢してしまっては便秘が解消されません。その結果、痔が治らなかったり悪化したりしやすくなります。そのため乙字湯の効果を活かすためには、朝早めに起きて排便の時間を確保することが大切です。

白湯で服用する

乙字湯の用法用量には、水または白湯(さゆ)で薬を服用するように指示されています。

白湯とは50℃程度のぬるま湯のことです。つまり乙字湯は、水かぬるま湯で飲むように指示されているということです。

このとき可能であれば、白湯で乙字湯を服用することをおすすめします。白湯で乙字湯を服用すると、薬の成分が体内に吸収されやすくなるためです。

基本的に白湯は、沸かしたお湯を冷まして作ります。具体的には沸かしたお湯をカップに入れて、50℃程度まで冷めるのを待ちます。

このとき時間がない場合は、沸騰させたお湯を水で割って白湯を作りましょう。そうすることで手軽に白湯を作ることができ、乙字湯の効果を高めやすくなります。

薬をいくつか持ち歩く

前述したように、乙字湯を飲む上でもっとも大切なことは服用期間が空かないことです。

ただ食前に乙字湯を飲む習慣がついている人は、予定外の外食をすると乙字湯を飲み忘れてしまうことになります。また寝坊などによって朝食前に乙字湯を飲み忘れたまま外出すると、帰宅するまで乙字湯を飲めないことになります。

このようにして服用期間が空くと、乙字湯の効果を実感しにくくなります。そのため乙字湯は、カバンにいくつか入れておくことをおすすめします。そうすることによって外出先でも乙字湯を服用することが可能となり、飲み忘れによって服用期間が空いてしまうことを防ぐことができます。

飲み忘れないように工夫する

持病を抱えている人であれば、薬を飲むことが習慣になっていることでしょう。そのためこのような人は、乙字湯を飲み忘れることがほとんどありません。一方で病気の経験があまりない人は、定期的に薬を飲むことを忘れてしまいがちです。

特に乙字湯の服用によって症状が軽くなってくると、薬の服用を忘れやすくなります。そのため乙字湯を飲み始めてから数週間が経過した頃は、もっとも薬の飲み忘れが起こりやすいです。

したがって乙字湯で痔を完治させるためには、乙字湯の飲み忘れを防ぐように工夫することが大切です。

例えば食前に乙字湯を飲む人は、食卓の上などに薬を置いておくと薬の飲み忘れを防ぎやすくなります。また毎日食事を準備する習慣がある人は、キッチンに薬を置いておくことによって薬の服用を思い出しやすくなります。

また一般的には、漢方薬は食前に飲まれることが多いです。これは食事の前の服用がもっとも習慣化しやすいためといわれています。

ただライフスタイルなどによっては、食前の服用が生活に定着しづらい場合もあります。このような場合は、食間となるタイミングに携帯電話などのアラームを設定しておくことをおすすめします。

例えば朝6~8時の間に食事を終える人は、午前10時にアラームを設定します。このときアラームにラベル付けができる場合は、「乙字湯」などと入力しておくと、より飲み忘れを防ぎやすくなります。

乙字湯を飲む際の注意点

一般的に乙字湯などの漢方薬は、体にやさしい薬だと思われています。

ただ実際には、漢方薬は痔を治す作用をもつ薬です。薬には病気を治す主作用だけではなく、副作用が起こるリスクがあります。

副作用は、薬を正しく服用していても起こることがあります。ただ誤った方法で薬を服用すると、副作用が起こるリスクがより高くなります。そのため副作用リスクを低くするためにも、正しい方法で乙字湯を服用しましょう。

また乙字湯の服用によって不調などを感じたら、服用を中止することが大切です。

お酒と一緒に飲まない

薬を飲んでいるときはお酒を飲まないということは、誰もが知っている常識です。

ただ中には、「体にやさしい薬であれば、少しくらいお酒を飲んでも大した影響はない」と思い込んでいる人がいます。そのため「体にやさしい」と思われている漢方薬は、お酒と飲んでも悪影響がないと思われがちです。

しかしながら薬と一緒にお酒を飲むと、薬の作用が強く現れやすくなります。そのため乙字湯と一緒にお酒を飲むと、乙字湯を過剰に服用したときのような作用が起こりやすくなります。

例えば乙字湯に含まれるダイオウの作用が強く現れると、腸が強く刺激されて腹痛や下痢などが起こりやすくなります。

また乙字湯に含まれるカンゾウは、大量摂取によって偽アルドステロン症を発するリスクが高くなります。偽アルドステロン症では血圧が高くなり、手足のしびれやむくみ、頭痛などの症状が起こります。最悪の場合、気を失うこともあります。

また乙字湯に含まれている薬の成分は、肝臓で処理されます。そしてお酒に含まれるアルコールも、肝臓で分解されて無害化します。

このとき薬とアルコールを同時に摂取すると、肝臓に強い負担がかかります。その結果、薬やアルコールなどの分解が追いつかず、薬の作用が強く現れるだけではなく悪酔いしたり酔いが抜けにくくなったりします。

また薬とアルコールの同時接種などによって肝臓に強い負担がかかると、肝機能障害が起こりやすくなります。肝機能障害では、黄疸が起こったり発熱やだるさなどが起こったりします。

このようなことからも、乙字湯とお酒を同時に摂取することは避けるべきです。

なお、アルコールは、痔そのものに悪影響を与えます。このようなことからも痔を治したいのであれば、飲酒習慣を改善することをおすすめします。

過剰摂取に注意する

前述のように乙字湯で痔を治すためには、長期間薬を服用し続ける必要があります。

このとき痔の症状は、生活の質を低下させます。そのため中には、「痔の症状から早く開放されたい」という気持ちから薬を多めに飲んでしまう人がいます。

ただ乙字湯を含めあらゆる薬は、「多く摂取するほど効果が高まる」というものではありません。むしろ薬を過剰に摂取すると、副作用が起こるリスクが高くなります。そのため痔を早く治したくても、規定の量を超えて乙字湯を服用することは避けるべきです。

また十分な時間を空けずに薬を服用すると、薬を過剰に摂取したときと同様の症状が起こります。そのため飲み忘れを防ぎたくても、時間を空けずに薬を服用することは避けましょう。

具体的には1日2回タイプの乙字湯であれば6時間以上、1日3回タイプは4時間以上空けてから次の分を服用するようにしましょう。

下痢が起こったら中止する

乙字湯は便秘がちな人に適した薬です。これは乙字湯には、排便を促す成分であるダイオウが含まれるためです。

便秘は痔の最大の原因です。そのため乙字湯に含まれるダイオウは、痔の改善に働きます。

ただ普段軟便がちなタイプの人は、ダイオウの作用によって下痢や腹痛などが起こることがあります。下痢は便秘と同様に、痔の原因となります。つまり乙字湯で痔を治そうとしても、下痢が起こってしまっては逆効果になるということです。したがって乙字湯によって下痢が起こったら、乙字湯の服用を中止しましょう

また便秘体質な人であっても、環境やバイオリズムなどの要因によって下痢が起こりやすくなっていることがあります。

例えば普段は便秘がちな人でも、海外旅行などで食べ物や水などが変わると下痢が起こりやすくなることがあります。また女性は、生理中におなかが緩くなりやすいです。

このようなタイミングで乙字湯を服用すると、ダイオウの便秘改善効果が下痢の原因となることがあります。

そのため普段は問題ないものの、タイミングの問題によって乙字湯で下痢が起こった場合は、乙字湯の服用を一旦休止しましょう。そして普段どおりの生活になったり生理が終わったりしたら、乙字湯の服用を再開しましょう。

まとめ

乙字湯には、いぼ痔や切れ痔などを原因から改善していく効果があります。そのためこれらの痔を発症している人は、乙字湯の服用が推奨されます。

ただ乙字湯は、長期間服用し続ける必要のある薬です。そのため乙字湯を服用する際には、飲み忘れが起こらないように工夫する必要があります。また乙字湯を誤った方法で服用すると、副作用が起こるリスクが高くなるため注意が必要です。

一方でいくつかのポイントを押さえて乙字湯を服用すると、乙字湯の効果を実感しやすくなります。

そのため痔を治したいと考えている人は、これまでに述べたような情報を参考にして乙字湯を服用しましょう。そうすることで痔がすばやく治り、痛みや出血などのつらい症状から開放されやすくなります。


痔であると、トイレの中を血まみれにするだけでなく、座ったときに異常な痛みが起こる人も多いです。トイレのとき、その痛みから私もトイレに行くのが毎日怖いときがありました。

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ピーチラックは便秘にも効果があり、便を柔らかくしながら痔に対しても改善作用があります。漢方薬なので、一日で劇的な効果を期待することはできません。ただ、一ヵ月以上にわたって服用することで徐々に痔の症状が改善されていきます。

痔の悩みは周りに相談しにくいです。だからこそ、医薬品を活用して本気で症状を治し、元気な日常生活を取り戻そうとする人は多いです。

なお、ピーチラックは楽天やAmazonなどで取り扱いがなく、公式サイトのみ購入できるようになっています。いぼ痔や切れ痔の場合、ピーチラックが効果を発揮します。