一般的に痔は、大人に起こる病気だと思われています。ただ実際には、子供に痔が起こることは珍しくありません。

このとき大人であれば、「自分にどのような症状が出ていて、どう対処すべきか」を理解・判断することができます。

これに対して子供は「痛い」という症状は自覚できても、自分で痛みに対処することができません。そのため子供に痔が起こったら、痔の原因や痔が起こったときの対処法などを保護者が正しく理解しておく必要があります。

そこでここでは、子供の痔の種類と原因を解説し、対処法などについて述べていきます。

子供に起こる痔の種類と症状

痔にはいぼ痔(痔核)と切れ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)の3種類があります。これらのうち子供に起こる痔は、切れ痔あな痔のどちらかです。

小児のあな痔は乳幼児痔瘻と呼ばれ、大人のものと区別されます。これは乳幼児に起こる痔瘻と大人に起こる痔瘻では、性質が異なるためです。

また乳幼児痔瘻ではおしりが赤く腫れてしこりを生じる一方で、一般的にイメージされる痔の症状は起こりません。そのため子供に乳幼児痔瘻が起こっても、「痔である」と判断する保護者は少ないです。

このようなことから保護者が「子供に痔ができている」と感じるのであれば、切れ痔である可能性が非常に高いといえます。

子供に切れ痔が起こる原因

切れ痔は肛門組織に生じる裂け傷です。手足にできた傷に痛みや出血などを伴うのと同様に、切れ痔が起こると痛み・出血などが起こりやすくなります。

多くの場合、子供の切れ痔は便秘によって起こります。

便秘になって便が固くなると、排便しづらくなります。硬い便を無理やり排出しようとすると、肛門が過剰に押し広げられて裂けてしまい、切れ痔を発症します。

このとき大人であれば、肛門に痛みがあっても我慢したり薬を使ったりして排便を行うことができます。ただ子供は、痔によって肛門に痛みが起こっていると排便を我慢してしまいます。

排便を我慢すると、その分だけ便が腸に留まる時間が長くなります。そうすると便の水分が腸に吸収され、ますます便が固くなっていきます。つまり子供に切れ痔が起こると、便秘と切れ痔の悪循環が起こるのです。

また子供の切れ痔の多くは、離乳食を開始した時期や1~3歳頃に起こります。

離乳食を開始すると、固形物から栄養を摂るため便の水分量が少なくなります。そのため体質や体調、離乳食の進め方などによっては、便秘が起こりやすくなります。

また1~3歳の子供は咀嚼力が弱く、野菜の繊維を噛み切れないことが多いです。さらに、この頃の子供は「我慢する」ということができないため、自分の好まない食べ物を食べようとしません。

そして野菜には、「美味しい」と感じる成分があまり含まれていません。このようなことから1~3歳の子供は、野菜の摂取量が不足しがちになります。

野菜が不足すると、食物繊維の摂取量が足りなくなります。食物繊維は便通を良くする働きがあるため、摂取量が不足すると便秘が起こりやすくなります。そのため野菜の食べる量が少なくなると、便秘が起こりやすくなります。

一方で3歳を超えると、さまざまな場面で我慢できるようになっていきます。そのためこの時期になると、保護者が促すことによって野菜を食べられることが多いです。

また3歳以上の幼児の多くは、保育園や幼稚園などに通います。これらの施設では、給食やお弁当などを園児や先生などと一緒に食べます。

このとき普段野菜を食べない子供であっても、周りの園児や先生などが食べていれば、つられて野菜を口にすることが多いです。そのため3歳以上になると、野菜を食べる量が増える傾向にあります。その結果、切れ痔を発症しにくくなるのです。

ただ3歳以上の子供であっても、自宅でまったく野菜を食べさせなければ、食物繊維不足による便秘・痔が起こりやすくなります。そのため子供の切れ痔を防ぐためには、保護者が子供の食生活に気を配る必要があります。

子供の切れ痔の症状

子供の切れ痔は大人の切れ痔と同様に、痛みや出血などを伴います。

切れ痔による肛門の痛みは、排便時に強くなることが多いです。また切れ痔による出血は、排便のときに起こりやすくなります。そのため排便時に痛みを訴えたり便に鮮血が付着していたりするようであれば、切れ痔を疑う必要があります。

ただ子供が一人で排泄できるようになると、便の状態を保護者が確認しないことが増えていきます。また中には、排便時の痛みを親に伝えずに我慢してしまう子もいます。そうすると、子供の切れ痔の発覚が遅れて切れ痔と便秘の悪循環が起こりやすくなります。

このようなことから子供の切れ痔を防ぎたいのであれば、子供が一人で排便できるようになっても、便の状態を毎回確認することをおすすめします。そうすることで痔だけではなく、さまざまな病気の兆候を見逃しにくくなります。

また子供がしばらく排便していないようであったり、子供の腹痛におなかの張りを伴っていたりする場合は、痔の痛みによって排便ができていないことが考えられます。そのため子供に便秘の症状が出ている場合も、切れ痔を疑うようにしましょう。

「子供の肛門にイボがある=いぼ痔」ではない

子供の肛門にイボができている場合、「いぼ痔を発症している」と判断する保護者がほとんどです。ただ前述のように子供に起こる痔は、あな痔か切れ痔のどちらかです。幼い子供にいぼ痔が起こることはまずありません。

いぼ痔は便秘などによって強くいきみ、肛門組織のうっ血によって起こる病気です。

このとき、一度強くいきんだところで組織のうっ血は起こりません。いぼ痔を発症するまでには、長い期間がかかります。そのため便秘歴が短い幼児には、いぼ痔が起こることがないのです。

では子供の肛門にできているイボの正体は何なのでしょうか?

これは、切れ痔が原因で起こる見張りいぼと呼ばれる出来物です。

切れ痔が起こると、切れ痔部分に炎症が起こります。そうすると切れ痔周辺の皮膚が盛り上がり、イボのような出来物を形成します。

切れ痔が起こっている状態では、イボ部分に炎症が起こっています。そのため切れ痔を生じている場合の見張りイボは、赤く膨れ上がった状態になっています。

ただ切れ痔が治ってくると、イボ部分の炎症が鎮まって皮膚がたるんだ状態になります。このような状態になった見張りイボは、皮垂(ひすい)やスキンタグなどと呼ばれます。

見張りイボは、女児に起こることが多いです。これは、女児は男児よりも骨盤内に収められている臓器が多く、もともと便秘が起こりやすくためだと考えられています。

このとき大人に見張りイボができると、自然に消失することはほとんどありません。ただ子供の見張りイボは、切れ痔が治ってしばらくすると消失します。

しかしながら、イボが消失するまでには時間がかかります。そのためイボが消えるまでに切れ痔を繰り返すと、見張りイボがなかなか消えないことがあります。

したがって見張りイボができているようであれば、切れ痔を繰り返さないように子供の食事内容を正す必要があります。

何科の病院に行くべきなのか?

あなたの子供が手足を怪我したら、病院に行きますか?

このとき症状が軽ければ、病院に行かずに自然に治癒するのを待つことかと思います。一方で傷が大きかったり症状が重かったりする場合は、病院に行く人がほとんどでしょう。

これと同様に肛門の裂け傷である切れ痔も、症状が軽ければ病院に行く必要はありません。軽めの切れ痔は、「切れ痔になりにくい生活」を心がけるだけで、数日で症状が軽快することがほとんどです。

ただ切れ痔に伴う症状が重かったり切れ痔を繰り返したりするようであれば、小児科病院などで治療を受けることもできます。この場合、病院では下剤や外用薬などが処方されます。

しかしながら子供の切れ痔は、生活習慣によって起こるものです。そのため病院で切れ痔の治療を受けた場合であっても、生活習慣の改善が必要不可欠となります。

また子供が大きくなっても見張りイボが消失しない場合、手術で切除することもできます。手術を希望する場合は、小児外科に行く必要があります。

ただ見張りイボは病気ではなく、体に悪影響を及ぼすこともありません。そのため、子供が小さいうちに手術を勧められることはほとんどありません。

子供に痔が起こったときの対処法

前述のように、子供の切れ痔のほとんどは便秘によって起こります。そして子供に切れ痔が起こると、便秘と切れ痔の悪循環が起こりやすくなります。

ただ子供は、「切れ痔になりにくい生活」を自分の意思で送ることができません。そのため子供の切れ痔を改善するためには、切れ痔になりにくい生活を送れるように保護者が意識する必要があります。

肛門を清潔に保つ

手足などに傷を生じた場合、患部を清潔に保っていれば数日で症状がなくなります。これと同様に肛門の裂け傷である切れ痔も、患部を清潔に保っていれば数日で痛みが引きます。

ただ肛門は便の通り道です。そのため肛門の傷は、手足の傷に比べて清潔に保つことが難しいです。

特に一人で排泄するようになった子供は、自分で排便後のおしりを拭きます。ただ子供は大人のように、肛門をきれいに拭くことができません。そのためこのような子供の肛門には、汚れが溜まりがちになります。

また切れ痔が起こっていると、肛門を拭く際に痛みが起こります。そのため切れ痔が起こっている状態で子供一人で排便させると、排便後の肛門に便が付着したままになりやすいです。

肛門に便が付着したままになっていると、切れ痔部分の炎症が治まりにくくなります。その結果、切れ痔が長引いて痛みが継続しやすくなります。

そのため子供に切れ痔が起こっているようであれば、ウォシュレットで肛門をきれいにさせたり排便後の肛門を親が拭き上げたりすることをおすすめします。

ウォシュレットや親が手伝うことなどを子供が嫌がるようであれば、トイレットペーパーの代わりにおしりふきで肛門を拭かせるようにします。

そうすることで肛門の汚れが取れやすくなるのとともに、肛門を拭く際の痛みが軽減しやすくなります。

便秘や下痢などにならない食生活を送る

前述のように便秘は、子供の切れ痔の最大の原因です。ただ便秘だけではなく、下痢も切れ痔の原因となります。

下痢によって便の水分量が多くなると、排便時に便が肛門を通るスピードが早くなります。そのため下痢便を排出すると、便の勢いによって肛門が裂けやすくなります。

また健康的な便は粘液に包まれており、有害物質が肛門に触れにくい状態になっています。一方で便の水分量が多いと、便の有害物質が肛門に触れやすくなります。その結果、肛門皮膚が弱って裂けやすい状態となります。

このようなことから子供の切れ痔を改善したいのであれば、便秘や下痢などが起こりにくい生活を送る必要があります。特に食事の内容は、排便異常に直結するので注意が必要です。

具体的にいうと、食物繊維不足は便秘を引き起こしやすくすることは前述のとおりです。また食物繊維には、腸内環境を改善する効果もあります。そのため食物繊維をしっかり摂っていると、便秘や下痢などが起こりにくくなります。

一方でタンパク質や脂質などの摂りすぎは、腸内環境を悪化させます。そのため野菜を食べずに肉や油脂などばかり摂っていると、腸内環境が悪化しやすくなります。

腸内環境が悪くなると、腸の働きが低下して便秘や下痢などが起こりやすくなります。したがって痔を防ぐためには、腸内環境を悪化させない食生活を意識する必要があります。

このとき腸内環境が悪くなってくると、おならが出やすくなったり便やおならなどのニオイがきつくなったりします。そのため子供の便やおならなどが臭く感じたら、食生活を見直してみましょう。

子供が痔になったときに使える薬は?

切れ痔には痛みを伴います。切れ痔の痛みは排便時に強くなるため、便秘と切れ痔の悪循環を引き起こします。そのため子供に切れ痔が起こったら、薬を使って排便時の痛みを和らげることが大切です。

ただ痔の薬の中には、子供の体に負担となるものがあります。そのため保護者は、子供に使える薬と避けるべき薬を知っておくことが大切です。

ノンステロイドの外用薬

痔の塗り薬は、大きく分けてステロイド入とステロイドなしの2種類があります。

ステロイドは炎症を抑える力の強い成分です。そのためステロイド入の痔の薬は、痛みや出血、かゆみなどの症状を抑える効果が高いです。

ただステロイドには、免疫を抑制する働きもあります。免疫は体を守る働きを担っている機能です。そのためステロイドによって免疫が抑制されると、体が外部からの刺激や外敵などに弱くなります。つまりステロイドの「免疫を抑制する作用」は、さまざまな副作用の原因となるのです。

このとき子供の体は、大人に比べて未熟です。そのため子供は大人よりも、副作用が起こるリスクが高いです。

特に肛門組織は、薬が効きやすい部位です。薬が効きやすいということは、副作用も生じやすいということを意味します。このことから子供の切れ痔には、ステロイド入の薬をなるべく使わないことをおすすめします。

痔の市販薬のうち、15歳未満が使えるノンステロイドのものはプリザクールジェルなどです。また皮膚薬の一つであるアロエ軟膏の効能には痔があり、全年齢の人が使うことができます。そのため子供の切れ痔に薬を使う場合は、まずこれらを選択するようにします。

そしてノンステロイドの薬で痛みが治まらず、痛みによって排便ができない日が続くようであれば、プリザエースやプリザSなどのステロイド入のものを使ってみましょう。

このとき、薬を使う量が多かったり使用期間が長かったりすると副作用を生じるリスクが高まります。そのためステロイド入の薬の使用は最低限に留め、生活習慣を正して速やかに痔を治すようにしましょう。

なおボラギノールにはステロイド入とステロイドなしの2タイプがあるものの、両方とも小児への使用を認めていません。そのため小児の痔に使う場合は、ボラギノールを選ばないように注意しましょう。

また痔の薬にはチューブに入った軟膏や注入軟膏、坐剤(座薬)などのいくつかのタイプがあります。

これらのうち注入軟膏や坐剤などは、肛門の内側に使用するために設計されています。子供の痔は肛門の外側にできるため、子供に使う薬はチューブ入りの軟膏を選びましょう。

なおリンデロンはステロイド入の薬であるとともに処方薬であるため、自己判断で子供に使うことは避けることが大切です。医師が子供の痔に使うように指示した場合のみ、使うようにしましょう。

便秘薬

前述のように子供の切れ痔は、便秘によって悪化します。そのため子供に切れ痔と便秘が起こっているのであれば、便秘を解消してあげる必要があります。

子供が使える市販の便秘薬には、ミルマグなどの酸化マグネシウム製剤やマルツエキスなどがあります。また医療用医薬品では、ピコスルファートナトリウム製剤が処方されることがあります。

これらはどれも、便秘改善効果が緩やかです。そのためおなかへの負担が少なく、腹痛が起こりにくい便秘薬です。したがって子供の便秘を改善したい場合は、酸化マグネシウムやマルツエキスなどを第一選択としましょう。

ただ酸化マグネシウムなどは腸内に水分を集め、便を柔らかくする薬であるため、肛門内で固まっている便には作用しません。そのため「直腸~肛門で便が固くなっているタイプの便秘には効きにくい」いうデメリットがあります。

これに対して浣腸は、肛門から薬剤を注入して肛門内に直接刺激を与えます。そのため浣腸は、出口付近で固まっている便を出すのに効果的です。

ただ浣腸をしたら、しばらくは便意を我慢する必要があります。浣腸後すぐに排便すると、浣腸の成分が排出されて薬の効果が現れなくなるためです。

このとき大人であれば、便意を我慢することができます。ただ、小さな子供に便意を我慢させることはかなり難しいです。

また浣腸で直腸を頻繁に刺激すると、浣腸なしでは排便できなくなります。

そうすると、さらに便秘が起こりやすくなって切れ痔リスクが高まることになります。そのため子供への浣腸は、他の手段を試しても排便できないときなどに留め、安易に使用しないようにしましょう。

また子供の臓器は未熟です。特に1歳未満の子供への浣腸は、負担がかなり強いです。

さらに一般的に乳児期は、ひどい便秘が起こりにくい時期です。そのため乳児がひどい便秘を起こしている場合、別の病気が原因であることもあります。

このようなことから1歳未満の子供に浣腸を行いたい場合は、必ず医師の診断を受けてからにしましょう。また可能であれば、看護師などの専門家に浣腸を実施してもらうのが好ましいです。

ワセリン・オロナイン

切れ痔による痛みは、排便時に強くなります。これは排便時に肛門が広がることによって、切れ痔部分が広げられることが1つの要因です。

また、切れ痔部分に便が触れると痛みが起こります。そのため痛みを軽減するためには、痔の患部を守ることが有効となります。

例えばワセリンやオロナイン軟膏などを痔の患部に塗ると、油脂成分が傷を覆って便が触れにくくなります。また皮膚のあかぎれに軟膏を塗ると傷が開きにくくなるのと同様に、切れ痔部分に軟膏を塗ると患部が広がりにくくなります。

そのため切れ痔の痛みで排便できないようであれば、このような軟膏を患部に塗ってあげましょう。そうすることで排便を我慢しなくて済むようになり、切れ痔の悪化を予防しやすくなります。

まとめ

基本的に子供に起こる痔は、あな痔か切れ痔のどちらかです。これらのうちあな痔は、一般的に思われているような痔の症状が現れません。そのため「子供に痔が起こった」と思うようであれば、切れ痔が起こっている可能性が非常に高いです。

子供の切れ痔の原因は、便秘や下痢などの排便異常です。そのため子供の肛門の健康を保つためには、便秘などが起こりにくい生活を送る必要があります。

また切れ痔を発症すると、排便時に痛みが起こるようになります。排便に痛みを伴うようになると、子供は排便を我慢してしまうことが多いです。そうすると、便秘が悪化して便秘と切れ痔の悪循環が起こることになります。

このようなことから子供に切れ痔が起こったのであれば、これまでに述べたような痔の痛みを軽減するような工夫を施してあげることが大切です。そうすることで痔が治りやすくなり、元気に過ごせる毎日を取り戻すことができます。


痔であると、トイレの中を血まみれにするだけでなく、座ったときに異常な痛みが起こる人も多いです。トイレのとき、その痛みから私もトイレに行くのが毎日怖いときがありました。

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痔の悩みは周りに相談しにくいです。だからこそ、医薬品を活用して本気で症状を治し、元気な日常生活を取り戻そうとする人は多いです。

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