あな痔は自然に治ることはなく、がんのきっかけにもなる怖い病気です。そのため、あな痔で病院にかかったらほぼ確実に手術が行われます。

このときいぼ痔であれば、治療対象となる患部は肛門付近に生じているいぼです。そのため、「いぼ痔の手術とは、いぼを切り取る治療法である」とイメージしやすいことでしょう。

これに対して、あな痔の患部はいぼよりも広範囲です。また、あな痔にはさまざまなタイプがあり、それぞれ推奨される治療方法が異なります。そのため、あな痔は手術が必要な病気だということを知っても、どのような手術が行われるのかはイメージしづらいです。

では、あな痔で病院にかかった場合、どのような治療が行われるのでしょうか? また、あな痔にはどのようなタイプがあり、適用となる手術方法はどのようなものなのでしょうか?

そこで、ここではあな痔の種類別での治療法について解説していきます。

あな痔とは何か?

一般的に痔というと、肛門付近にいぼを生じたり肛門が切れたりする病気だと思われています。これらはそれぞれ、いぼ痔(痔核)と切れ痔(裂肛)という痔の一種です。

これらの痔は重症化した場合に手術が行われるものの、基本的には生活習慣を改めることで自然に治癒します。これに対してあな痔は自然に治癒することがなく、重篤な病気にもつながる痔です。

それにもかかわらず、あな痔の認知度は他の痔に比べて低いです。そのため、あな痔を生じていても「痔を発症している」と認識できている人は少ないです。

あな痔が発症するメカニズムと原因

あな痔はおしりの中に膿が溜まって「膿の通り道」が形成される病気であり、正確には痔ろうといいます。

わたしたちの腸内には数多くの細菌が住み着いています。また、便は腸を通過して肛門に運ばれ、やがて排出されます。そのため、便には腸内に住み着いている細菌が多く含まれています。

腸と肛門の境目には肛門腺窩という上向きに空いた穴が約10個空いています。このとき、便が緩かったり排便時に強くいきんだりすると、この穴に便が送り込まれることがあります。そうすると、肛門腺窩の奥にある肛門腺に腸内細菌が入り込みます。

通常、肛門腺に侵入した細菌は体の免疫機能によってすみやかに退治されます。ただ、疲労やストレスなどによって免疫力が低下していると、細菌を排除しきれずに細菌感染が起こります。

そうすると、細菌と免疫の戦いが激化して細菌・免疫細胞の死骸(膿)が多く発生します。体内に溜まった膿は出口を求め、おしりの中を進んでいきます。これが痔ろうです。

このとき、膿が通った跡には皮膚による内張りが行われます。そのため、一度「膿の通り道(瘻管)」ができると自然になくなることはありません。

また、あな痔を繰り返したり放置したりすると、複数の瘻管ができて治しづらくなったり発がんのリスクが高くなったりします。

病院ではどのような検査が行われるのか?

あな痔では、おしりが腫れて痛みを感じたり発熱が起こったりします。

また、膿の通り道がおしりの皮膚につながった場合、そこから膿が排出されます。肛門腺窩から溢れた膿が肛門から排出されることもあります。

そのため、下着が膿で汚れた場合はあな痔を発症している可能性が高いといえます。したがって、これらの症状が現れているのであれば病院で検査を受けるのが賢明です。

すでに述べたように、あな痔であることが判明すると手術を受けることになります。

このとき医者が診断を誤ってしまうと、不要な手術が行われてしまう危険性があります。そのため、あな痔の検査は他の痔よりも慎重に行われます。またあな痔の確定診断が出来ない場合は、痔の症状を抑えながら様子を見るという手段が取られることもあります。

・問診

一般的な病気では、「どのような症状がいつから出ているか」という点を聞かれます。あな痔も同様に、受診の際にはこのような内容の問診を受けます。

さらに、あな痔の発症には便の状態や免疫力の状態などが関与しています。そのためこれらの情報が得られると、起こっている症状が「痔ろうによるものなのかどうか」が推察しやすくなります。

このようなことからあな痔で病院にかかった場合には、生活習慣や労働状況、排便異常などの「直接、あな痔の症状ではない事柄」が問診で聞かれることがあります。

・視診

あな痔での患部はおしりです。そのため、あな痔の診察では医者が患者のおしりを見ることになります。具体的にいうと、肛門周囲の腫れや皮膚にできた膿の出口などを探します。

このとき、昔は砕石位という体勢を取らされることが多かったです。ただ通常この体位では、下着まですべて脱いで下半身を裸にします。

また砕石位では、足を広げてお尻を突き出すポーズになったり診察中の医者と目が合ったりするため、「恥ずかしい」と思う人が多いです。このことから、現在では痔の診察にシムス体位が採用されている病院が多くなっています。

シムス体位では、まず左側を下にして横向きに寝そべります。そして、右足を前に出して「下半身はうつ伏せ、上半身は横向き」の状態を作ります。

この体位では、下着を全て脱がなくても診察が行えます。また、診察中に医者の顔が見えることもないので、診察中に恥ずかしさを覚えることはほとんどありません。

・指診

あな痔の検査では、指で肛門付近の痛みや膿などを確認します。

具体的には、肛門に人差し指を挿入・回転されて肛門管が圧迫されます。このとき医者はゴム手袋を装着し、ゼリーなどの潤滑剤が使用されます。そのため、指が挿入される際に痛みを感じることはあまりありません。

ただ、緊張して肛門に力が入ると、痛みや不快感などを覚えやすくなります。そうすると、患者本人がつらいだけではなく医者も検査を行いにくくなります。

このような状態になると、検査が長引いたり異常を発見しにくくなったりしやすくなります。そのため、指診が行われる際にはゆっくり深呼吸を行い、リラックスするように意識することが大切です。

・双指診

いぼ痔や切れ痔などの検査では、指診が1本の指で行われることが多いです。一方で、あな痔の検査では2本の指で検査されることがほとんどです。

双指診では、肛門の内側と外側を指で挟まれたり、おしりの皮膚を引っ張られながら肛門内部を触られたりします。

このような動作は、日常生活で経験することがまずありません。そのため、双指診は不快感を覚える人が多く、おしりに力が入りやすいです。

ただすでに述べたように、肛門に力が入ると検査がしにくくなると同時に痛みを感じやすくなります。そのため、「重篤な病気を予防するための大切な検査」と割り切って平常心を保つことが大切です。

・肛門鏡診

あな痔を含め、痔のほとんどは肛門の内部に異常が発生します。そのため痔の状態を正確に把握するためには、肛門の内部を目で見る必要があります。

このとき痔ろうの状態を目視する検査では、先端がくちばしのようになっている肛門鏡が使用されます。肛門鏡は肛門に挿入されて、くちばしを広げる形で使用されます。これによって肛門が広がり、医者が内部を見ることができるようになります。

肛門鏡が使用されると、指診のときよりも肛門が広げられることになります。このことから、肛門鏡診が行われる際には意識して肛門の力を抜くことが大切です。

また、肛門を広げられる際に痛みを感じるようであれば、医者にその旨を伝えるようにしましょう。場合によっては器具の大きさを変えてくれたり、時間をおいて再検査を行ってくれたりすることがあります。

あな痔手術の種類

検査が終わってあな痔が発症していることが確定したら手術が行われます。

ただ、手術の後には数週間入院することになります。そのため基本的には、検査が終わった後に即日手術となることはありません。通常、患者が入院期間を確保できてから手術・入院となります。

手術が行われる際には、肛門付近の毛が剃られます。また、下剤を使用して排便を促し、腸~肛門を空っぽの状態にします。

多くの場合、あな痔の手術は10~30分程度で終了します。ただ痔の手術では、下半身のみに麻酔がかけられるため意識があります。このような環境下では時間の流れが遅く感じるため、体感的には30分以上の長さに感じることが多いようです。

またあな痔の手術にはさまざまな種類があり、それぞれ行われる方法や入院期間などが異なります。そのため、あな痔であることが疑われたら、手術内容について簡単に学習し、心の準備をすることが大切です。

瘻管切開開放術

瘻管切開開放術は、一般的な痔ろう手術の一つです。

この手術では、細菌感染を起こした部位や膿の通り道、膿の出口などの「痔ろうの患部」をすべて切り取ります。このようにすると、痔ろうの原因となっている部分が全部なくなるため痔ろうは完治します。

ただ、膿の通り道が肛門括約筋をつらぬいている状態の痔ろうをこの方法で手術すると、肛門括約筋を切ることになります。

筋肉組織は皮膚などと違って、切られた後の傷が元通りにはなりません。そのため、肛門括約筋が切られると、肛門が変形したり肛門の締まりが緩くなって便が漏れやすくなったりします。

このことから、瘻管切開開放術は痔ろう手術の基本とされているものの、肛門の専門病院では限定的に用いられているのが現実です。

肛門括約筋温存術

前項で述べたように、肛門括約筋が切られると患者にとって負担となる症状が起こりやすくなります。そのため、膿の通り道が肛門括約筋を貫いている場合、「肛門括約筋を残しながら痔ろうの患部を取り除く手術=肛門括約筋温存術」が行われます。

この手術法では、膿の出口から肛門括約筋までの痔ろう部分を切除します。その後、痔ろう発症の原因となった箇所(原発口)から化膿を起こしている箇所までをくり抜いて切除します。

このとき、肛門括約筋内に残っている便の通り道は、そのうち消えてなくなります。そのため肛門括約筋温存術では、肛門括約筋の機能を残したまま痔ろうを除去することができます。

このようにすると肛門括約筋が切られないため、手術後に肛門の変形や便漏れなどが起こる心配がいらなくなります。また皮膚は再生される組織であるため、膿の出口だった箇所は塞がれて傷跡を形成します。

なお、肛門括約筋温存術では約10日間の入院期間が必要となります。

シートン法

基本的に、痔ろうはメスを使用した切除手術が行われます。ただ中にはメスを使わない例外的な治療方法があります。これがシートン法です。

シートン法では膿の通り道にゴム紐を通し、原発口と膿の出口を輪状に結びます。そうすると、ゴム紐が徐々に縮まっていき、痔ろう部分が徐々に切られていきます。

このとき、わたしたちの体には異物を体外に追い出す機能が備わっています。この働きにより、体内に入ったゴム紐が痔ろう部分とともに体外へと押し出されていきます。そして最終的には、ゴム紐が外に出ると同時に痔ろうがなくなります。

この方法では、組織にかかる負担がかなり少なくて済みます。ただ、痔ろうがなくなるまでには数ヶ月間かかるため、その間ずっとゴム紐を通していることになります。

そうなると、この期間は痛みや膿の排出などの「痔ろうの症状」と付き合うことになります。そのため、シートン法で痔ろうを治療する場合には、膿対策のために生理用ナプキンを使用したり痛み止めを服用したりなどの工夫が必要となります。

筋肉充填法

痔ろうを切除するために肛門内部をくり抜くと、そこに便の逃げ道ができます。そのため、手術によって肛門内部に大きな傷ができると、痔ろうが再発するリスクが高くなります。

このようなことを防ぐために、肛門括約筋温存術では穴を埋めるように患部が縫い合わされます。

ただ痔ろうが奥深くまで生じている場合、内側の肛門括約筋をくり抜かざるを得ない場合があります。このような場合では筋肉同士を縫い合わせることが出来ないため、筋肉充填法が用いられます。

筋肉充填法では、痔ろうの周囲から筋肉を持ってきて内肛門括約筋の穴の間に充填します。そうすると、内肛門括約筋の機能をほとんど損なわせずに痔ろうを切除することができます。

肛門括約筋温存術を筋肉充填法と併用する場合、約2週間の入院期間が必要となります。

弧状切開法

弧状切開法は、膿の通り道が複雑に入り組んだ状態になっているときに行われる手術方法です。

他の手術方法では、一度にすべての痔ろうを切除します。これに対して弧状切開法では2回に分けて手術を行います。これは、複雑な痔ろうを一度で処理するとその分だけ肛門付近の組織が重大なダメージを負うためです。

弧状切開法では、まず肛門の外側にある痔ろう部分を切除します。そして手術の傷が回復した後、肛門近くの痔ろう部分を処置します。このようにすることで、切除する部分が多くても肛門機能の損失が最小限で済むようになります。

このように弧状切開法は手術回数が他の方法よりも増えるため、入院期間が長くなりやすいです。実際に、この手術がされる際には2週間~1ヶ月の間入院することが多いようです。

痔ろうが深いところにできた場合

膿の通り道が肛門の奥の方へ進むと、異常を生じた場所を切除する方法が取られることがあります。

例えば、膿の通り道が上の方へ進んで直腸に穴を開けた場合、直腸を切断する手術を勧められることがあります。このとき、直腸を切断すると排便ができなくなるため、人工肛門をつけることになります。

このようにしてつけた人工肛門は、二度と取れることはありません。そのため、患者としてはこのような事態にはなりたくないと感じるはずです。

このとき、あな痔の手術は他の痔に比べて難易度が高いです。

特に、複雑だったり奥の方へ進展したりしている痔ろうは、熟練の専門医でなければ治療できないといわれています。そのため、病院で人工肛門の装着を勧められても、熟練した専門医の在籍する他の病院では人工肛門なしであな痔を治療することができる可能性があります。

このようなことから、難治性のあな痔を発症している場合、複数の病院にかかってそれぞれの意見を求めることが大切だといえます。

あな痔の種類と主な治療法

一般的に、あな痔は肛門腺窩に便が入り込むことによって起こる病気です。ただ、中にはこれが原因ではないタイプのあな痔もあります。

また、あな痔は膿の通り道の場所や数などによっていくつかのタイプがあり、それぞれ適用となる治療方法が異なります。

そのため、あな痔の症状があるのであれば、自分がどのタイプに当てはまるのかを推測してみましょう。そうすることで、どのような手術が行われる可能性があるのかがわかり、心の準備をしやすくなります。

ただ入院が1~2週間で終わったとしても、どのタイプのあな痔も治癒には1ヶ月程度の期間が必要となります。そのため、あな痔の手術を行ったら、退院後にも薬を服用したり円座クッションを利用したりなどの痛みを感じない工夫を行う必要があります。

Ⅰ型(皮下痔ろう)

直腸や肛門などの下には肛門括約筋という筋肉組織があります。肛門括約筋は肛門を締めたり開いたりして、排便をコントロールする働きを担っています。

このとき、膿の通り道が皮膚や粘膜などの下を通り、肛門括約筋をつらぬいていない痔ろうをⅠ型痔ろうといいます。また、皮下痔ろう粘膜下痔ろうなどと呼ばれることもあります。

このタイプの痔ろうは発生頻度が低く、肛門腺窩ではなく切れ痔部分に便が入り込むことによって起こることが多いです。そのため、Ⅰ型は切れ痔が原因となる痔ろうであるとされています。

また、Ⅰ型痔ろうにはあな痔特有の症状を伴わないことがあります。このような場合はあな痔の存在に気付かないケースが多いです。

Ⅰ型痔ろうでは膿の通り道が肛門括約筋を貫いていないため、肛門切開開放術で治療されます。ただ、このタイプのあな痔は手術をせずに、経過観察が行われることが多いです。

Ⅱ型(筋間痔ろう)

Ⅱ型は発生頻度がもっとも高い痔ろうであり、痔ろう全体の6~7割を占めています。

肛門括約筋には、肛門管側にあるものとおしりの皮膚側のものの2種類があり、それぞれ内肛門括約筋と外肛門括約筋といいます。

これら括約筋の間に膿の通り道(瘻管)ができたものがⅡ型痔ろうです。2つの筋肉の間を瘻管が通っていることから筋間痔ろうと呼ばれることもあります。

筋間痔ろうのうち、瘻管が歯状線の下の方に伸びているタイプを低位筋間痔ろう、瘻管が上の方に伸びていくタイプを高位筋間痔ろうといいます。

低位筋間痔ろうでは、膿の出口がおしりの皮膚上にできることが多いです。このような状態になると、膿によって下着は汚れるようになるものの、膿が排出されることによって痛みや発熱などが治まります。

一方で高位のタイプでは、瘻管が皮膚にたどり着けないため膿の出口が作られません。そうすると体内に膿が溜まることによって、痛みや違和感、発熱などが起こるようになります。

また、高位筋間痔ろうでは「膿の排出」という症状が起こらないため、痔ろうと自覚するのが遅れることが多いです。また、このタイプの痔ろうは低位・筋間痔ろうに比べて治療が難しいという特徴もあります。

これらの筋間痔ろうはそれぞれ、手術の行われ方が異なります。

低位筋間痔ろうのうち、背中側に膿の通り道が走っている場合は瘻管切開開放術が行われます。

一方で、膿の通り道が背後以外に通っている場合は、肛門括約筋温存術が行われることが多いです。また、シートン法が適用となる場合もあります。

高位筋間痔ろうの場合、基本的には肛門切開開放術が行われます。病院によっては、シートン法や弧状切開法などで治療されることもあります。

そのため、「どうしても切開開放術を受けたくない」などの強い希望があるのであれば、複数の病院にかかってセカンドオピニオンを求めるようにしましょう。

なお高位筋間痔ろうは、約3~5%の確率で再発が認められるとされています。

Ⅲ型(坐骨直腸窩痔ろう)

Ⅲ型はⅡ型に次いで患者数が多い痔ろうです。痔ろうの約2割を占めており、そのほとんどが男性です。

2つの肛門括約筋と坐骨直腸筋という筋肉の間には、坐骨直腸窩(ざこつちょくちょうか)というスペースが左右にあります。窩とは穴のことであるため、「坐骨直腸窩=坐骨直腸のそばにある穴」という意味になります。

肛門の背中側の肛門腺窩に便が入り込んで細菌感染が起こると、坐骨直腸窩に膿が溜まることがあります。このようにして生じる痔ろうがⅢ型痔ろう(坐骨直腸窩痔ろう)です。

このとき、左右にある坐骨直腸窩のうち両方に膿が溜まるタイプのものは馬蹄形痔ろうと呼ばれることもあります。

Ⅲ型痔ろうは、瘻管切開開放術や肛門括約筋温存術と筋肉充填法を併用した方法などで治療されます。また、あな痔の状態が複雑になっている場合、弧状切開法が行われることもあります。

Ⅲ型は治療に1~2ヶ月の期間が必要となります。また、再発率がⅡ型痔ろうより高めの5~9%程度となっています。

Ⅳ型(骨盤直腸窩痔ろう)

Ⅳ型はⅢ型が悪化・進行したもので発生はまれです。痔ろうを長年放っておいたり繰り返したりしている人に起こりやすいあな痔だといわれています。

このタイプのあな痔では、瘻管がおしり内部の深くまで進んでいき骨盤直腸窩というスペースに膿が広がります。

またⅣ型痔ろうでは、膿の排出などの「痔ろうだとわかりやすい症状」が起こりません。このことから、肛門診察に慣れていない医者は、このタイプの痔ろうを見逃すことがあるようです。

そのため、肛門部に激しい痛みや発熱などを生じていて皮膚から膿が排出されていないようであれば、かかる病院を吟味することが大切です。

Ⅳ型痔ろうの治療はⅢ型と同様に、瘻管切開開放術や肛門括約筋温存術、弧状切開法などで行われます。ただ、しっかり治療をしたあとでも、約15%は再発するといわれているため注意が必要です。

まとめ

あな痔は手術しなければ治りません。ただあな痔の手術方法はいくつかの種類があります。

また、あな痔の手術は他の痔よりも難しいため、医者の手技レベルによって選ばれる手術方法や手術の結果などが変わってきます。

そのため、適切で良い治療を受けるためには、自身のあな痔がどのタイプなのか、またあな痔はどのような方法で手術されるのかを知っておくことが大切です。

そして、十分な知識を得て心の準備ができたら、すぐに病院にかかって手術をしてもらいましょう。そうすることで、あな痔のつらい症状から開放されるだけではなく、将来あな痔が悪化するリスクを避けることができます。


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