一般的な生活をしていれば、「一度も擦り傷を作ったことがない」という人はいないでしょう。

これと同様に、肛門の怪我である切れ痔を経験したことがないという人はほとんどいません。これは切れ痔(裂肛)が便秘や下痢などによって起こるためです。

便秘になると、便が固くなるため肛門を通り抜けにくくなります。そうすると肛門が広がりきれずに裂け、切れ痔が起こります。

また下痢になっていると便の水分量が増えて肛門を通過するスピードが早くなります。そうすると肛門の皮膚部分が排便の勢いに負けて、切れやすくなります。

そして便秘や下痢などの排便異常は、感染症や食事の内容、生活の変化、ストレスなどのさまざまな原因によって起こります。便秘や下痢になると、その分だけ切れ痔になるリスクが高くなります。そのため切れ痔は、年齢を問わず多くの人が経験する痔です。

ただ「よくあることだから」といって切れ痔を放っておくと、重篤な症状につながりやすくなります。そのため切れ痔が起こったら、なるべく早く対処するのが好ましいです。

では切れ痔はどのようにして治療するのでしょうか? また切れ痔を手術で治療する場合、どのような方法が取られるのでしょうか?

そこでここでは、切れ痔の治療方法と手術法について解説していきます。

切れ痔で手術が必要になるケースとは?

手足に小さな切り傷や擦り傷などができた場合、「手術が必要である」と思う人はいないでしょう。実際にこれらの傷は、意識しなくても自然に治ることがほとんどです。

これと同様に肛門の裂け傷である切れ痔は、基本的に人間の自然治癒力によって治ります。

ただこのとき手足の傷が皮膚の内側が見えるくらいの深さである場合、ほとんどの人が病院に行くでしょう。そしてこのような傷を病院で治療する場合、縫合などの外科的処置が施されます。

これと同様に切れ痔が悪化して傷口が深くなると、自然治癒が期待できなくなるケースがあります。そうなると薬などでは治せなくなるため、病院で手術を受けることになります。したがって切れ痔は、悪化する前に治癒させることが大切です。

基本的な切れ痔の治療方法

「擦り傷ができたら、まずはしっかり洗うことが大切である」ということは、ほとんどの人が知っています。

多くの場合擦り傷は、外で転んだ際に生じます。そのため擦り傷には土や泥などが付着していることがほとんどです。

土や泥などには、自然界に存在している微生物や細菌などが多く含まれています。そしてこれらの中には、人体に有害となるものがあります。

また皮膚には、病原菌などを体内に入れないためのバリア機能があります。ただ傷を生じると、体の内側がむき出しの状態となります。そのため擦り傷に土や泥などが付着したままになると、有害な微生物や細菌などが傷口で増殖しやすくなります。

傷口に微生物や細菌などが住み着くと、傷が治りにくくなります。また最悪の場合、敗血症などの重篤な病気につながることがあります。このようなことから擦り傷ができた場合、まずこれらを洗い流す必要があるのです。

そしてこれと同様に、切れ痔ができた場合は切れ痔部分を清潔に保つ必要があります。

肛門に土や泥などが付着することはありません。ただ肛門は便の通り道です。そして便には、人体に有害な物質や細菌などが多く含まれています。

擦り傷が汚れていると傷が治りにくくなるのと同様に、便に含まれる有害物質や細菌などが切れ痔部分に残ったままになると、切れ痔が治りにくくなります。

また有害物質や細菌などによって切れ痔が炎症を起こしやすくなり、痛みやかゆみなどの症状も悪化しやすくなります。そのため切れ痔ができたら、肛門をきれいに保つことが大切なのです。

また冒頭で述べたように切れ痔の主な原因は、便秘や下痢などの排便異常です。そのため切れ痔を治すためには、便秘・下痢を予防・改善する必要があります。

便秘や下痢などを改善するためには、まず生活習慣を正すことが大切です。具体的にいうと、野菜や果物などを多めに摂って揚げ物や食肉などは控えめにします。また疲れやストレスなどを溜めないことも大切です。

さらに切れ痔は、塗り薬や飲み薬などを使うことによって治りやすくなります。

痔の塗り薬には、炎症を抑えたり治りを早くしたりする成分が含まれています。また痔の飲み薬には便秘を改善したり患部の血行を良くしたりする効果があります。そのためこれらの薬を使うと、痔が治りやすくなったり再発しにくくなったりします。

このように切れ痔は、患部を清潔にしたり生活習慣を見直したり、薬を使ったりすることによって自然に治っていきます。このような手術をせずに病気を治す治療法を保存療法といいます。つまり基本的に切れ痔は、手術せずに治すということです。

慢性化したら自然になくならない出来物ができる

出来たばかりの切れ痔は、傷が皮膚表面に留まっています。この時期の切れ痔は急性裂肛または単純性裂肛などと呼ばれ、基本的には数日で自然に治ります。

ただ切れ痔が起こりやすい生活を続けていると、切れ痔が治らなかったり切れ痔を繰り返したりしやすくなります。そうすると切れ痔が慢性化して切れ痔部分がどんどん深くなっていきます。

切れ痔が深くなって筋肉層に至ると、切れ痔周辺に炎症が起こります。そうすると、肛門と直腸の境目あたりに炎症性のポリープができることがあります。これを肛門ポリープといいます。

肛門ポリープは大腸のポリープなどと異なり、がん化することはありません。またポリープ自体には痛みやかゆみなどを伴いません。

ただ肛門ポリープが大きくなると、肛門から脱出することがあります。そうするとこの刺激によって、肛門がかぶれてかゆみや痛みなどが起こりやすくなります。

また大きな肛門ポリープを生じると、肛門内に常に異物があることになります。そのため排便したい感覚や残便感などが常にある状態になります。

そして慢性化した切れ痔によって生じる出来物は肛門ポリープだけではありません。見張りいぼと呼ばれる皮膚の腫れも生じます。

見張りいぼは切れ痔の炎症が肛門外側の皮膚に影響することによって起こります。そのため切れ痔が生じている状態では、見張りいぼが炎症によって腫れていることが多いです。

ただ切れ痔が治っていくと、それに伴って見張りいぼの炎症も治まっていきます。

そうすると見張りいぼの腫れが引き、皮膚のたるみだけが残ります。このような状態を皮垂(ひすい)またはスキンタグといいます。このようなことから、見張りいぼは皮垂やスキンタグなどと呼ばれることがあります。

見張りいぼが出来る部分には痛覚があります。そのため炎症を起こしている状態の見張りいぼには、痛みが伴います。

一方で炎症が治まって皮垂となると、痛みを感じなくなります。ただ肛門付近に皮膚の塊ができるため、肛門を拭いたときなどに違和感を覚えることがあります。

基本的に肛門ポリープや見張りいぼなどは、手術しなければ治りません。ただこれらの出来物を放っておいても、命を落とすようなことにはなりません。

しかしながら前述のように、肛門ポリープや見張りいぼなどには痛みやかゆみ、異物感などを伴います。そのためこれらができた人の多くは、手術による治療を選ぶようです。

手術なしでは治らない「肛門狭窄」

切れ痔が慢性化すると、炎症が肛門括約筋まで及ぶことがあります。肛門括約筋に炎症が起こると、硬くなって肛門が開きにくくなります。

また傷が治る際には、周辺組織を引き込んでいきます。このとき切れ痔は肛門が広がりきれずに裂けて生じる傷であるため、縦方向にできます。そのため切れ痔が治る際には、傷の左右が引っ張り込まれる形で治癒していきます。

1枚の布を重ねて縫い合わせると面積が減るのと同様に、傷が治癒する際に何度も皮膚が引っ張り込まれると肛門の皮膚部分の面積が小さくなっていきます。そうすると、肛門が狭くなり開かなくなっていきます。

このように、肛門括約筋に炎症が起こったり肛門の皮膚が短くなったりして肛門が狭くなることを肛門狭窄(こうもんきょうさく)といいます。

肛門狭窄になると、便を出しにくくなるため排便に時間がかかるようになります。ひどい場合では、鉛筆程度の太さの便しか出せなくなって排便に数時間かかることもあります。

また肛門狭窄によって便を出しにくくなると、便が出せないことによって腹痛や肛門部分の痛みなどが起こりやすくなります。そのため肛門狭窄が起こると、生活の質が大きく下がりやすいです。

そして肛門狭窄は自然に治る病気ではありません。肛門狭窄を治すためには、手術をする必要があります。

慢性化すると手術が必要な痔を併発する

切れ痔が慢性化して傷が深くなると、皮膚の内側に存在している組織がむき出しの状態となります。

このような組織は皮膚に比べて、細菌などに対する抵抗力が低いです。そして肛門は、便の通り道です。そのため切れ痔が深くなっていると、排便の際に便が入り込みやすくなります。

ただ前述のように、便には人体に有害な細菌などが含まれています。そのため便に含まれる細菌が切れ痔部分に入り込むと、体の免疫細胞がこれを排除しようとします。

切れ痔の傷の中で細菌と免疫細胞が戦うと、これらの死骸が膿を形成して溜まっていきます。このとき生じた膿がうまく排出されないと、体の内部を流れ進んで管を形成することがあります。これをあな痔(痔ろう)といいます。

あな痔によって発生した膿の通り道は、自然になくなることがありません。つまりあな痔は手術なしでは治らないのです。

さらにあな痔は、放っておくとがんに発展することがあります。このようなことから切れ痔によってあな痔が発症したら、なるべく早く手術することが好ましいといえます。

切れ痔の手術方法

切れ痔で手術が必要となるケースには、さまざまなタイプがあります。そのためそれに応じて、切れ痔の手術にもさまざまな種類があります。

ただどのタイプの切れ痔の手術であっても、下半身に麻酔をかけて行われます。麻酔の注射をする際に痛みが起こるものの、切れ痔の手術そのもので痛みを感じることはありません。

裂肛切除術

切れ痔が浅く筋肉層まで達していない場合、切れ痔は自然に治癒しやすいです。一方で切れ痔が深くなって潰瘍となると、自然には治りにくくなります。

このような切れ痔を放っておくと、肛門狭窄やあな痔などが起こりやすくなります。そのため潰瘍となった切れ痔で病院にかかった場合、手術が行われることが多いです。

この場合行われる手術では、まず肛門開創器という器具で肛門を広げます。そして切れ痔部分をメスで切り取り、治りやすい形に整えられます。このような手術を裂肛切除術といいます。

また前述のように、肛門ポリープや見張りいぼなどは手術なしでは治りません。そのため裂肛切除術の際にこれらが見つかった場合、一緒に切除されることになります。

裂肛切除術は日帰り手術が可能な手術です。ただこの手術では肛門の皮膚部分を切り取るため、術後に激しい痛みが起こることが多いです。

このとき入院で裂肛切除術を受けた場合は、痛み止めの注射を打ってもらうことができます。一方で、日帰り手術で裂肛切除術を行った場合、術後の痛みはボルタレンやロキソニンなどの鎮痛薬の服用で抑えます。

しかしながらこれらの鎮痛薬は、飲んでから30分後くらいに効き始めます。そのため痛みが起こってからこれらの薬を飲むと、30分間痛みに耐えなければならなくなります。

またボルタレンやロキソニンなどは、5~8時間程度で効き目が切れてきます。薬の効果が切れ始めると、徐々に痛みが戻ってきます。そのためこれらの薬は、痛みが本格的になる前に服用するのが好ましいといえます。

スライディングスキングラフト法

スライディングスキングラフト法は、潰瘍化した切れ痔とともに肛門狭窄が起こっている場合に行われる手術法です。

この手術法では、まず裂肛の切除手術が行われます。その後肛門外側の皮膚を傷口にスライドさせて、縫い合わせます。

このとき縫い合わされた皮膚はもともとおしりの皮膚であるため、肛門の皮膚のように収縮しません。そのためスライディングスキングラフト法が行われると、肛門の広さが確保されやすくなります。

ただ肛門狭窄の度合いがひどい場合、スライディングスキングラフト法を行っても肛門が広がりきらないときがあります。このような場合は、内肛門括約筋の一部が切開されることがあります。

またスライディングスキングラフト法では、切れ痔を切除した傷口が皮膚によって覆われます。そのためこの手術法には、裂肛切除術のみを行った場合よりも痛みが軽く済むというメリットもあります。

皮膚の移植によってむき出しとなったおしり部分には痛みが起こります。しかしながらこの場合の痛みは、切れ痔を切除した傷がむき出しになっている状態よりも軽めとなります。

さらに皮膚の下がむき出しとなったおしり部分は、収縮して傷口がふさがります。そのため皮膚が移植された部分の傷口は、素人目ではわからないほど目立ちにくくなります。

基本的にスライディングスキングラフト法は、1週間程度の入院で行われる手術です。ただ医療機関によっては日帰り手術を行っているケースもあるため、スケジュールの調整が難しい人は事前に確認しておくことをおすすめします。

内肛門括約筋側方切開術

基本的に切れ痔は、便秘や下痢などの排便異常によって起こりやすくなります。ただ中には、肛門括約筋が過度に緊張して広がりにくくなることによって慢性的な切れ痔を発症しているケースがあります。

このような場合は、内側の肛門括約筋の一部を切開して肛門の緊張を取る手術が行われます。これを内肛門括約筋側方切開術といいます。

この手術によって内肛門括約筋が切られると、切られた部分の肛門が締まらなくなります。そのため内肛門括約筋側方切開術が行われると、肛門が広がりやすくなります。このことから内肛門括約筋側方切開術は、重症な肛門狭窄の場合にも行われることがあります。

基本的に筋肉は、一度切られると元には戻りません。そのため手術によって切られた内肛門括約筋は、元の状態に戻ることはありません。そのため内肛門括約筋側方切開術によって肛門狭窄が改善されると、肛門狭窄が再発しにくくなるというメリットがあります。

このとき「内肛門括約筋が切られて締まりにくくなるということは、肛門がゆるくなって便が漏れ出やすくなるのではないか」と思う人は多いでしょう。

ただ基本的には、内肛門括約筋が切られた箇所が1箇所であれば便失禁が起こるほどの肛門機能低下は起こらないとされています。

なお内肛門括約筋側方切開術を日帰りで行っているところもあるものの、多くの病院は数日間の入院を必要としています。そのため仕事などでまとまった休みを取ることが難しい人は、事前に確認しておくことが必要です。

用手肛門拡張術

用手肛門拡張術は、切れ痔の炎症が肛門括約筋にまで及び、括約筋が過度に緊張した場合に行われる手術です。用指肛門拡張術や用手ブジーなどと呼ばれることもあります。

この手術法ではまず下半身に麻酔をかけ、2本の指を肛門に挿入します。そして指で肛門を少しずつ広げ、肛門括約筋の緊張を緩めます。

用手肛門拡張術ではメスを使用しません。そのためこの手術法では、後述するような肛門機能の低下などが起こる心配がいりません。

またメスを使用しないということは、その分だけ術後に痛みが起こりにくいということを意味します。さらに出血も起こりません。そのためほとんどの病院では、用手肛門拡張術は日帰りで行われています。

切れ痔の手術を行う際のリスクと注意点

悪化した切れ痔や肛門狭窄などには、つらい症状を伴います。

このような症状は手術することによって起こらなくなります。そのため切れ痔や肛門狭窄などの症状に苦しんでいる人の中には、一刻も早く手術を受けて楽になりたいと思っている人がいることでしょう。

ただどのような手術であっても、合併症や後遺症などのリスクを伴います。このようなことを理解せずに手術を受けると、手術直後や手術後しばらくしてから後悔することになりかねません。

そのため切れ痔の手術を受けたいのであれば、手術に伴うリスクと注意点について理解しておくことが大切です。

肛門機能低下のリスク

肛門狭窄の手術の中には、内肛門括約筋をメスで切開するものがあります。

前述のように内肛門括約筋を一箇所切開しても、肛門機能に問題は生じないとされています。ただこれは筋力のある若者であるうちです。年を取って筋力が衰えてくると、切開されていない内肛門括約筋が緩みやすくなります。

そうすると切開されている部分の締りの悪さをカバーできずに、肛門が緩みすぎることになります。肛門が緩みすぎると、その分だけ便が漏れ出しやすくなります。

このことから内肛門括約筋の切開は、短期的に見ると問題がない手術であるものの、長い目で見ると肛門機能が低下するリスクを伴うことがわかります。

また手術の際に誤って内肛門括約筋が深く切断されたり内肛門括約筋に複数箇所の傷がついたりすると、その分だけ肛門が締まりにくくなります。そうすると便失禁が起こるリスクが高くなります。

このようなことからどの手術法であっても、「メスを使用する肛門の手術には肛門機能の低下リスクが伴う」ということがわかります。

術後に頭痛が起こる可能性がある

下半身麻酔には大きく分けて、腰椎麻酔と硬膜外麻酔の2種類があります。これらのうち腰椎麻酔とは、脊髄の中に麻酔薬を注入する方法を指します。一方で硬膜外麻酔では、脊髄の外側に麻酔薬を注入します。

脊髄には下半身につながる神経が通っています。そのため脊髄や脊髄の外側などに麻酔薬が入ると、下半身の神経の働きが阻害されて感覚が麻痺していきます。

ただ脊髄には髄液が流れています。そのため腰椎麻酔によって脊髄に穴が開くと、穴から髄液が漏れ出します。髄液は脳内を満たしている液体であり、脳と脊髄はつながっています。そのため脊髄から髄液が漏れると、その分だけ脳内の髄液が減少します。

そうすると脳内の圧力が低下して組織に負担がかかるようになります。そのため下半身麻酔を行うと、術後に頭痛が起こることがあります。これを硬膜穿刺後頭痛(こうまくせんしごずつう)といいます。

硬膜穿刺後頭痛は1週間程度で回復することが多いです。ただ硬膜穿刺後頭痛を経験した人の中には、1ヶ月もの間頭痛に悩まされたケースもあります。

また硬膜穿刺後頭痛では立ったり座ったりした状態で症状が悪化します。そのためこの頭痛が起こると、寝たきりの生活をしなければ酷い頭痛に苦しむことになります。

このとき硬膜外麻酔では脊髄に穴を空けません。そのため基本的に、硬膜外麻酔では硬膜穿刺後頭痛は起こりません。

ただ硬膜外麻酔の際に誤って数ミリ深く注射針を指すと、脊髄に穴が空くことになります。そのため硬膜外麻酔であっても、硬膜穿刺後頭痛が起こらないとは限りません。

また硬膜外麻酔では、腰椎麻酔のときよりも太い注射針が使用されます。そのため硬膜外麻酔の際に脊髄が傷つけられると、麻酔後の頭痛が重くなりやすいです。

しかしながら硬膜外麻酔は腰椎麻酔に比べて術後の頭痛が起こりにくいのは事実です。そのため麻酔後の頭痛を避けたい場合は、硬膜外麻酔で手術を行っている病院を探すのが賢明です。

手術にかかる費用とは?

切れ痔の手術はすべて、健康保険の適用となります。そのため切れ痔の手術は医療費全体の3割(後期高齢者は1割)の負担となります。具体的にいうと、3割負担の場合は2~3万円、1割負担の場合は6千円~1万円の負担額となることが多いようです。

ただ手術の際に入院すると、その分だけ負担額が高くなります。また病院によっては個室の利用などによって別途費用が必要となることもあります。そのため上記の金額は、手術そのもののみにかかる費用であると覚えておく必要があります。

また切れ痔の手術のうち裂肛切除術は、加入している医療保険の種類によっては支払い対象となることがあります。一方でメスを使用しない用手肛門拡張術などでは保険金が下りないため注意が必要です。

まとめ

切れ痔は基本的に、生活習慣の改善や薬の使用などによって自然に治るのを待つ病気です。ただ切れ痔が悪化して重症化すると、このような保存療法では治らないことがあります。

また切れ痔が重症化すると、肛門ポリープや見張りいぼ、肛門狭窄などが起こりやすくなります。これらはどれも手術なしでは治らない症状です。そのため切れ痔は保存療法で治すのが基本ではあるものの、重症化すると手術が必要となります。

そして切れ痔の手術には、さまざまなリスクが伴います。そのため手術が必要となるほど切れ痔が悪化した場合は、手術による合併症や後遺症などのリスクを知っておくことが大切です。

そうすることによって納得して切れ痔の手術を受けることができ、おしりの悩みから開放された快適な日々を送れるようになります。


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