痔の症状が重くなってきた場合、多くの人が病院での治療を受けようとします。ただ重症化した痔は、手術による治療を提案されることがほとんどです。

多くの人にとって手術は、なるべく避けたいものです。またほとんどの人は、痔の手術が初めてです。そのため手術内容の説明を受けても、痛みや入院期間、術後の生活などが具体的にどうなるのかは想像つかないことでしょう。

このとき具体的な情報がわからなければ、その分だけ不安も大きくなります。そのため手術を受けることが決まったら、その後の流れについて詳しく知っておくことが大切です。

そこでここでは、痔の手術のおおまかな流れについて解説し、術後の痛みや入院期間などについて述べていきます。

痔の手術のおおまかな流れ

一般的に手術は、入院を必要とします。ただ痔は、日帰りによる手術が可能な病気の一つです。そのため忙しくて仕事や家事などを休めない人であっても、痔の手術は受けることができます。

ただ痔の状態が悪い場合、日帰り手術ができないケースがあります。また日帰り手術をするということは、手術直後から専門家やのいない環境で生活するということを意味します。

日帰り手術は「入院を必要とする手術よりも、術後の症状が軽い手術」ではありません。日帰り手術であっても、術後に痛みや出血などは起こります。

このとき入院していれば、術後の症状に応じて看護師・医師が処置をしたり薬をくれたりします。ただ日帰り手術では、このような術後の症状を自分で対処する必要性があるのです。

そのため帰宅後に介助が得られない状況で日帰り手術を行うと、手術後につらい思いをすることになります。また合併症や後遺症などにも気をつける必要があります。したがって痔の手術を日帰りで行うかどうかは、慎重に決める必要があります。

このようなことを踏まえて痔を日帰り手術で治療したいのであれば、信頼できる肛門の専門医がいる病院にかかるようにしましょう。そうすることで重篤な合併症などのリスクが減り、術後を問題なく過ごしやすくなります。

手術前に行うこと

痔の手術の前には、手術の安全性を高めるための検査を行います。具体的にいうと、大腸や患部などの状態を診たり血液の採取を行ったり、血圧や尿などの状態を診ます。

大腸や肛門などの検査(内視鏡検査)では、先端にカメラがついた管を肛門から挿入します。このとき肛門が締まりやすい状態になっていると、器具がうまく入っていきません。そのため内視鏡検査の際には、鎮静剤を注射されることが多いです。

鎮静剤は、気分を落ち着かせてリラックスさせる薬です。そのため鎮静剤が投与されると、肛門が緩みやすくなります。

さらに鎮静剤を使うと、リラックスすることによって眠気が起こります。もし眠くなったら、寝ても問題ありません。

また内視鏡検査のとき便があると、大腸や痔の患部などをうまく見ることができません。そのため内視鏡検査の前には、腸内を空っぽにする必要があります。

このときひどい便秘を発症している人は、浣腸して排便を起こします。ただ多くの場合、下剤と大量の水分を摂り排便を促すことによって腸を空っぽにします。

このような薬を使用した後は、何度も便意が起こります。そのため腸を空っぽにする過程では、腹痛が起こることを覚悟する必要があります。

また手術前に便を出し切ることには、術後初めての排便のタイミングを遅らせる目的もあります。

痔の手術では、便の通り道である肛門の組織を切除します。そのため手術後すぐに排便が起こると、術後の傷口に負担がかかって激しい痛みが起こります。

また手術後の排便では、便に含まれる細菌によって傷口が汚染されるリスクも伴います。そのため痔の手術の前にまでには、便の色が透明になるほど腸の中を空っぽにするように指示されます。

手術当日

痔の手術では、下半身に麻酔がかけられます。下半身への麻酔注射は腰から打たれます。下半身麻酔には脊髄くも膜下麻酔(せきずいくもまっかますい)と硬膜外麻酔(こうまくがいますい)の2種類があります。

脊髄くも膜下麻酔は脊椎麻酔(せきついますい)や腰椎麻酔(ようついますい)ともいわれ、脊髄を包んでいる膜の中に麻酔薬を注入します。これに対して硬膜外麻酔では、脊髄を包む膜の外側に注射を行います。

これらはどちらも痔の手術中の痛みをなくすための麻酔であり、それぞれにメリットとデメリットがあります。そのためどちらの麻酔方法が選ばれるかは、病院によって異なります。もし麻酔方法に希望があるのであれば、手術前に相談しておく必要があります。

また基本的に麻酔注射の前には、注射の痛みを軽減する麻酔が行われます。そのため下半身麻酔を行われる際には、痛みが起こらないとされています。

ただ実際には、医者の手腕や患者の体質などによっては痛みが起こることがあります。特に硬膜外麻酔では太い針が使われるため、痛みが起こるリスクが高いようです。

このとき麻酔時の痛みによって動いてしまうと、針がズレてうまく注射できなくなります。そうなると脊髄を包む膜に大きな穴が空いてしまい、術後に合併症が起こるリスクが高くなります。

そのため下半身麻酔を行う際には痛みが起こる可能性があると認識し、痛みを感じても動かないように注意することが大切です。

そして下半身麻酔が行われると、肛門に痛みを感じなくなります。そのため痔の手術中に痛みを感じることはありません。もし痛みを感じたら、麻酔を調整してもらう必要があります。

ただ麻酔によって痛みを感じなくなっていても、手術中に患部をいじられている感覚を生じる人は多いです。

人によっては、このような感覚を強く不快に感じて気分が悪くなることもあります。そのため手術中に不快な感覚が起こったら、鎮静剤の投与をお願いするなどの処置をしてもらうことをおすすめします。

多くの場合、痔の手術は30分程度で終わります。ただ手術中にはじっとしている必要があるため、手術中の30分間は通常よりも長く感じます。

また症状が複雑化している場合などは、手術に時間がかかることがあります。そのため手術には時間がかかると認識して、長時間じっとすることを覚悟して挑むことが大切です。

入院中

前述のように手術中は麻酔が効いているため、痛みは起こりません。ただ麻酔は3~4時間程度で効果が切れてきます。そのため手術から数時間後には、激しい痛みが起こります。

このとき基本的には、手術後の激しい痛みを防ぐために術後すぐのタイミングで鎮痛剤を使用します。

入院で手術を行った場合、強い鎮痛成分であるジクロフェナク(ボルタレン)坐剤が使われるため、手術直後に強い痛みを感じるケースはあまりありません。また痛みが起こった場合は、状況に応じて痛み止め薬が処方されます。

また下半身麻酔は痛みを感じなくさせるだけではなく、腸の動きも止めます。そのため下半身麻酔を使用した後は、しばらく腸が動かない状態になります。

そして腸が動かないと、腹部内のガスが処理できずに溜まっていきます。ただ、入院で手術後をした場合このような症状が出ても、看護師などが対処してくれます。

一方で日帰り手術を行った場合、術後の症状の面倒をみてくれる人はいません。そのため自分自身で術後の症状を管理する必要があるのです。

また痔の手術後には、マグミットなどの酸化マグネシウム製剤が処方されます。これは排便時の傷の痛みを軽減するためです。

術後の排便の際、便が固いと排便時の痛みが激しくなります。このような痛みは、鎮痛剤を使用していても防ぐことはできません。そのため術後の痛みをなるべく避けたいのであれば、処方された下剤を正しく使用するようにしましょう。

なお多くの場合、手術前には腸内を空っぽにしているはずなので、術後2日ほどは便が出ない日が続きます。術後に通常の食事を摂っていると、術後3日程度で排便が起こることが多いです。

さらにどのような手術であっても、術後の傷口に細菌感染が起こると、重篤な症状につながります。そのため術後には、抗生物質が処方されます。

抗生物質の服用を忘れてしまうと、細菌感染のリスクがかなり高くなります。そのため手術後に処方された抗生物質は、忘れず使用するようにしましょう。

そして手術後には、傷口から血や浸出液などが出ます。そのため痔の術後には、ガーゼを傷口に当てておくように指示されます。

このとき手術からしばらくは、出血量が多い日が続きます。そのため病院によっては、ガーゼとともに生理用ナプキンなどを使用するように指示されることが多いです。

手術後の出血について

痔の手術では、痔の患部を切り取ります。当然のことながら、組織の切開後には出血が起こります。

また痔は便の通り道にできる病気です。特にイボ痔の手術では、傷口を開放した状態にする手段が取られます。そのため痔の手術後は、排便のたびに傷口から出血が起こりやすいです。

ただ出血が起こると、下着などが汚れます。そのため痔の手術後は、出血の対処法について知っておく必要があります。

また術後の出血の中には、警戒すべき症状であるケースもあるので注意が必要です。

術後の出血はいつまで続くのか?

痔の手術後には、傷口から滴り落ちる程度の出血が数日続きます。出血が起こりやすかったり傷口が大きかったりする場合、このような出血が10日ほど続くこともあります。

傷口からの出血が多い状態で運動すると、出血量が多くなりやすいです。出血量が多くなると、その分だけ貧血を起こしやすくなります。そのため患部からの継続した出血がある場合は、運動を控える必要があります。

また傷口が治ってきても、排便のたびに軽い出血は起こることが多いです。具体的には、トイレットペーパーやガーゼなどに血液が付着する程度の出血が起こります。

この段階になってくると出血量が少なくなるため、傷口からの出血によって貧血を起こすリスクは低いです。そのため油断してしまい、仕事や家事、運動などをつい頑張ってしまいがちです。

ただこの時期であっても、傷口は完全に治癒していません。そのため座りっぱなしや立ちっぱなし、運動などによって傷口に負担がかかると、術後の経過が悪くなりやすいです。

多くの場合、術後の経過が悪くなっても痛みや出血量などが一時的に強くなるだけで済むことが多いです。ただ傷の治りが悪くなると、傷口からの多めの出血が起こる危険性があります(晩期出血)。

晩期出血は痔の手術をした人の約1%に起こるとされており、病院で止血処理を施さなければ止まりません。

そのため晩期出血が起こったら直ちに病院へ行く必要があり、処置が遅れると大量出血につながる危険性があります。そのため術後の出血が落ち着いてきたとしても、傷口に悪い生活は控えるべきだといえます。

術後に起こる出血の対処法

傷口から出血が起こると、下着やズボンなどが汚れます。そのため痔の手術を行った後は、ガーゼを患部に当てておくように指示されます。

通常ガーゼは、おしりで挟み込むようにして当てます。そうすることでガーゼがずれにくくなり、下着などが汚れる心配が減ります。

ただ入院中などの安静時にはズレなくても、仕事をしたりするとガーゼがずれやすくなります。そのためこのような場合は、ガーゼがズレないように工夫する必要があります。

例えば傷口とガーゼの間に軟膏を使用すると、ガーゼがずれにくくなります。また医療用のテープを使用してガーゼを患部に貼り付けることもできます。そうすることによってガーゼがずれにくくなり、血液が漏れにくくなります。

ただ歩いたり走ったりする際には、おしりが左右に動きます。そのため動く機会が多いと、その分だけおしりのガーゼはかなりずれやすくなります。

このとき下着を絶対に汚したくないという人は、生理用ナプキンを使用することをおすすめします。生理用ナプキンはガーゼと違い、活動時に使うことを想定しています。そのため生理用ナプキンは、ガーゼよりもズレにくいです。

また生理用ナプキンは、血液を吸収しやすい素材でできています。そのため生理用ナプキンを使用すると、傷口からの出血によって下着を汚す心配がかなり少なくなります。

このとき女性であれば、生理用ナプキンを使うことに抵抗がないことでしょう。ただ男性であれば、生理用ナプキンを使うことをためらう人が多いことかと思います。

例えば生理用ナプキンを下着に装着する際には、紙が擦れるようなカサカサとした音を生じます。また男性トイレにはナプキンを捨てられるようなゴミ箱(サニタリーボックス)がありません。そのため生理用ナプキンを男性トイレで使うことは簡単ではありません。さらに生理用ナプキンを購入すること自体に抵抗がある人も多いでしょう。

しかしながら痔の出血に生理用ナプキンを使うことは、医療機関も推奨しています。また男性の中でも、痔の出血対策に生理用ナプキンを使用している人はかなり多いのです。

そのため薬剤師などの医療知識がある人であれば、男性が生理用ナプキンを購入することに疑問を持ちません。したがって生理用ナプキンを買うことに抵抗がある人は、薬剤師などがいるドラッグストアで購入することをおすすめします。

また生理用ナプキンの中には、使用する際にカサカサ音が生じないタイプのものや長時間の使用に耐えられるものもあります。カサカサ音が生じないと、その分だけ男性トイレでも取り替えやすくなります。

長時間使用できるものは「夜用」として販売されており、寝ている時間と同等の時間の使用に耐えることができます。そのため夜用ナプキンを利用すると、生理用ナプキンを取り替える機会が減少するため男性でも使いやすくなります。

男性にとって、生理用ナプキンを使うことは恥ずかしいと思いやすいことです。ただ痔の出血でズボンを汚してしまうと、さらに恥ずかしい思いをすることになります。

場合によっては仕事を中断せざるを得ない状況になることも考えられます。したがって痔の出血によって下着やズボンなどを汚したくないのであれば、生理用ナプキンを使用して血液の漏れを防ぎましょう。

術後にガーゼを使用する期間

前述のように痔の手術後の出血は、2週間程度で治まります。ただ傷口から出てくるのは血だけではありません。浸出液と呼ばれる体液も出てきます。

浸出液は傷が治る過程で生じるものであり、異常なものではありません。ただ浸出液は黄色っぽい色をしているため、浸出液が出ると下着が汚れます。そのため傷口からの出血が止まっても浸出液が出ている間は、ガーゼを使い続ける必要があります。

多くの場合、浸出液は1ヶ月くらい続きます。ただ傷の治りが遅いと、その分だけ浸出液が出る期間も長くなります。そのため傷口に負担のかかる生活をしていると、1ヶ月以上ガーゼを使い続ける可能性があります。

手術後の痛みについて

術後の経過でもっとも心配なのは、手術後の痛みがどれくらい続くのかということでしょう。術後の痛みが続くと、仕事などに集中できなくなったり日常生活が制限されたりしやすくなります。

術後の痛みは痛み止め薬(鎮痛剤)の使用によって軽減することができます。ただ痛み止めを使用しても、排便時に起こる鋭い痛みをなくすことはできません。

このような状態が続くと精神的に参ってしまい、活力が湧かなくなります。ただ痛みがどれくらい続くのかという目安を知っていると、痛みを我慢しやすくなったり治療に前向きになったりしやすくなります。

そのため日常生活を快適に過ごすためには、術後の痛みがいつまで続くのかを知っておくことが大切です。

術後の痛みはいつまで続くのか?

どのような身体の組織であっても、手術によって切開されると強い痛みが起こります。特に肛門は、痛みを感じる神経が多いところです。そのため痔のために肛門組織を切除すると、耐え難いほどの痛みが起こります。

このような痛みは、手術時の麻酔や術後の痛み止めなどの効果が切れ始めてから起こります。そのため術後の痛みは、手術の翌日から感じることが多いようです。

このような痛みは1週間ほど続きます。特に3~4日目には痛みのピークがあり、この時期の排便では動けないほどの痛みが起こります。したがって可能であれば、痔の手術時には5日程度入院することが推奨されます。

また日帰り手術を行った場合、1週間は安静にすることが大切です。日帰り手術では術後すぐから日常生活に戻るため、傷口へ負担がかかっているためです。

仕事を長期間休むことが難しいのであれば、手術後に休日が来るように手術日を調整することが大切です。可能であれば、有給を併せて3~4日は休むことをおすすめします。

術後1週間を過ぎると、痛みは日に日に軽くなっていきます。そのためこの頃には、痛み止めの服用で痛みを軽減することができるようになります。

手術後の肛門の拭き方

痔の手術前には、おなかの中を空っぽにします。そのため術後すぐに排便が起こることはほとんどありません。多くの場合、痔の手術から数日後に排便が起こります。

当然のことながら、排便したら肛門をきれいにする必要があります。ただ痔の手術後は、肛門に傷がある状態です。

傷をゴシゴシ擦ると強い痛みが起こることは、想像にたやすいことでしょう。また術後の傷を手荒く扱うと、傷の状態も悪くなります。そのため術後に排便した際には、さまざまなことに注意する必要があります。

例えば入院で手術を受けた場合、病院のトイレで術後初めての排便を行うことになります。多くの場合、肛門の手術を行う病院であれば温水洗浄便座(ウォシュレット)が設置されています。ウォシュレットを使用すると、肛門に付着した見えない汚れまで洗い流しやすくなります。そのため術後の排便時には、ウォシュレットを使用するのが好ましいです。

ただウォシュレットの水圧を高くすると、傷口に負担がかかります。そのため水圧は最弱にして肛門を洗うことが大切です。

通常ウォシュレットを使用した後は、トイレットペーパーで水を拭き取ります。ただトイレットペーパーで傷口を拭くと傷口に負担がかかります。そのため手術から1週間程度は、ガーゼなどの布で水分を拭き取るようにしましょう。

このとき擦るように患部を拭いてしまうと、傷口が開きやすくなります。そのため布で肛門を拭く際には、布を患部に押し当てて水を吸い込ませるようにしましょう。

日帰り手術によって自宅などで排便をする際、ウォシュレットが使用できないことがあります。このような場合は、排便のたびに座浴を行うのが好ましいです。

座浴ができないようであれば、おしりふきなどの水分を多く含んだ厚めのウェットティッシュで肛門を拭き上げましょう。この場合も、傷をゴシゴシ擦らないようにすることが大切です。

ウェットティッシュでおしりを拭く場合、アルコールが配合されているものを使用してしまうと患部に激痛が走ります。そのためおしりを拭くウェットティッシュは、必ずノンアルコールのものを選びましょう。

可能であれば、赤ちゃん用のおしりふきを選ぶのが好ましいです。赤ちゃん用のおしりふきは肌に優しい設計になっているため、術後の肛門を拭いても痛みが起こりにくいのです。

傷の完治までにはどれくらいかかるのか?

術後の痛みや出血などが治まると、多くの人は「傷が治った」と思います。ただ実際には、術後の傷が治るまでには長い時間を必要とします。

通常の切り傷であれば、安静にしていれば数週間で治癒することがほとんどです。一方で痔の術後の傷が治るまでには、早くても1ヶ月はかかります。これは痔の術後の傷は、他の組織の傷よりも過酷な状況に置かれているためです。

例えば、排便するとそのたびに傷口が広げられます。ただ痔の手術後行った後だとしても、数週間も排便しないことはできません。

また便の中には数え切れないほど多くの細菌が存在しています。そのため痔の術後の傷は、細菌の影響を受けやすい状態となります。

このようなことから痔の手術による傷は、他の身体の組織に生じる傷よりも治るのが遅いのです。したがって痛みや出血などが治まっても、医師から術後の傷が治ったと宣言されるまでは無理をしないことが大切です。

抜糸はいつ行うのか?

基本的に手術では、切除した部分を糸で縫い合わせます。そのため手術の後には、糸を抜く作業(抜糸)が行われるということは多くの人が知っています。

抜糸には強い痛みが伴います。また糸が抜けるときに不快感を覚える人もいます。そのため中には、術後の抜糸が怖いという人もいます。

ただ痔の手術では、吸収糸という体内に溶ける糸を使用しています。そのため痔の手術による縫合では、抜糸の必要はありません。

通院期間は何日程度になる?

痔にはイボ痔(痔核)と切れ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)の3種類があります。これらのうちイボ痔と切れ痔では、肛門組織の表面を切除します。そのためこれらは、比較的術後の傷が治りやすい痔です。

これに対してあな痔は、おしりの内部に生じる病気であるため、切除する部分が多いです。そのためあな痔の手術では、傷が大きくなります。

傷が大きくなると、その分だけ治癒に時間がかかります。そのためあな痔の手術では、他の痔の手術に比べて入院や通院などの期間が長くなりやすいです。

具体的にはイボ痔や切れ痔などの手術の傷は1ヶ月~1ヶ月半で治癒します。その後、3ヶ月もすれば「通院が終わり=治療が完了」となることが多いです。

これに対してあな痔の手術では、傷の治癒に3~4ヶ月かかることがあります。そのためあな痔の手術後の通院は、約半年に及ぶこともあります。

まとめ

痔の手術は、がんなどに比べて軽い手術とされています。ただ手術を受ける人にとって、手術に対する不安があるのは変わりません。

痔の手術では、肛門組織にメスが入るため強い痛みや出血などが起こります。そのため痔の手術が決まった人の中には、手術が怖くて不安を抱えている人が多いことでしょう。

ただ手術後の経過を詳しく知っていると、手術への恐怖が和らぎやすくなります。そのため痔の手術をするのであれば、今回述べた内容をしっかり理解しておきましょう。

そうすることで術前術後の不安な気持ちが軽減しやすくなります。


痔であると、トイレの中を血まみれにするだけでなく、座ったときに異常な痛みが起こる人も多いです。トイレのとき、その痛みから私もトイレに行くのが毎日怖いときがありました。

そうしたとき、本気でいぼ痔や切れ痔を治したい方におすすめなのがピーチラックという商品です。ピーチラック(乙字湯)は痔に効く漢方薬であり、医薬品なので痔に効果があると既に分かっています。

ピーチラックは便秘にも効果があり、便を柔らかくしながら痔に対しても改善作用があります。漢方薬なので、一日で劇的な効果を期待することはできません。ただ、一ヵ月以上にわたって服用することで徐々に痔の症状が改善されていきます。

痔の悩みは周りに相談しにくいです。だからこそ、医薬品を活用して本気で症状を治し、元気な日常生活を取り戻そうとする人は多いです。

なお、ピーチラックは楽天やAmazonなどで取り扱いがなく、公式サイトのみ購入できるようになっています。いぼ痔や切れ痔の場合、ピーチラックが効果を発揮します。